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●男子団体準決勝
日本 3ー0 チャイニーズタイペイ
○張本 11、ー10、9、12 黄建都
○木造 9、11、4 林昀儒
○松山 7、10、ー6、4 馮翊新
韓国 3ー2 中国
○趙勝敏 8、9、ー5、8 于何一
安宰賢 ー7、ー11、ー3 徐海東○
金大宇 ー6、ー7、ー5 徐英彬○
○趙勝敏 6、ー7、7、7 徐海東
○安宰賢 9、ー2、10、8 于何一
日本男子、タイペイに快勝して男子団体でも決勝進出。そして準決勝のもうひと試合では、9月のアジアジュニア選手権・ジュニア男子団体に続いて、韓国が中国を破った。
「準決勝のポイントは、タイペイとのチーム力の差かなと思います。こちらは絶対に負けたくない、決勝にいくという気持ちで戦っているけど、タイペイはベスト4に入ってちょっと安心しているような雰囲気だった」。試合後に田㔟監督が語ったとおり、あまり気合いの入っていなかったタイペイに対し、日本は初戦から張本が大きな声を出し、2番木造も勝負所で思い切った速攻を仕掛けた。緩急を織り交ぜながら、相手に力を出させない木造らしい攻めが戻ってきた。
「(2敗を喫した)チェコ戦の後は、本当に立ち直れないんじゃないかというくらい落ち込んだんですけど、スタッフの方にも言葉を掛けていただいて、日本からもメールをもらったりして、今日は切り替えて戦うことができました。決勝では、自分たちは向かっていくだけです」(木造)。
3番松山は、団体戦で4試合連続でゲームオールの試合だったが、タイペイ戦3番では3ー1の勝利。「今までどおりにやれたし、これまでやった相手より強くなかった。油断はしなかったけれど、力を出せば勝てると思っていた」と準決勝の舞台でも自信を持ってプレーできていた。フォアハンドで、仕掛ける時としっかりつなぐ時の見極めが良く、フォアハンド主戦ながらチキータからの連続攻撃も冴えた。
タイペイに勝った時点では、選手たちも中国との決勝を予想していたが、決勝の相手は韓国。エースの左腕・趙勝敏が中国から2勝をもぎ取り、ラストで安宰賢がプレッシャーのかかった于何一に競り勝った。男子団体決勝は日韓決戦だ。
★田㔟監督の準決勝後のコメント
「みんな初出場だったけど場にも慣れてきて、雰囲気をつかんできたんじゃないかなと思います。(張本)智和が準決勝という舞台でトップで勝ち切ってくれたのが、チームとしては大きかったし、木造がだんだん良くなってきたのは、チームとしてもすごく良い。
智和が世界ランキングでは上ですけど、木造はインターハイのチャンピオンであり、全日本ジュニアでもチャンピオン。やっぱりチームとしては彼が良くなってこないとまとまってこない。準々決勝で勝てたことが木造にとっては大きかった。チームの状態は非常に良くなっていると思います。」