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2016.12.02

#RESULTS

【世界ジュニア】日本女子、伊藤の2得点でルーマニアを下す

  • 伊藤

  • 早田

  • ディアコヌ

●女子団体準々決勝
〈日本 3ー1 ルーマニア〉
○伊藤 4、9、6 ドラゴマン
平野 6、ー8、ー8、ー9 ディアコヌ○
○早田 2、4、7 クラパ
○伊藤 ー9、12、8、ー7、8 ディアコヌ

 

日本女子、ルーマニアのエース・ディアコヌに苦しめられながらも、3ー1で勝利して準決勝へ!

 

2番平野が、日本女子で初めての黒星を喫したこの一戦。「早いラリーには強いが、緩急をつけられた時にプレーが崩れた。ひとつ崩れるとプレー全体が崩れてきてしまうのが平野の課題」と試合後の呉光憲監督。速い打ち合いでは平野が優勢だったが、長身のディアコヌは懐が深く、バックサービスから多彩な両ハンドの球さばきを見せた。

 

しかし、ここで燃えたのが3番早田。出足からバツグンに気合いが入っていた。ループドライブに対するあまいブロックを打ち抜くパワードライブは、目にもとまらぬ速さ。変則モーションの左腕クラパのサービスにも惑わされず、確実に得点を重ねた。

 

そして4番でディアコヌとの接戦を制し、日本に勝利をもたらしたのは伊藤。決して楽な試合ではなかった。ディアコヌの守備力、機を見てストレートに放つフォアのカウンタードライブは予想以上。しかし、競った場面でもアップ系のサービスをどんどん出して押し込み、強打のミスが多かったプレーもうまく修正。エース対決にゲームオール11ー8で勝利した。日本女子、続く準決勝は香港との対戦だ。