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女子グループリーグ最終戦。日本女子は、ドイツにまさかの敗戦を喫する。結果的に1位で予選を通過したものの、「1敗」をしての1位では気分がまるで違う。
迎えた決勝トーナメント組み合わせ抽選会。日本選手は23時ごろまでおこなわれた試合直後、翌日も試合があるということで、村上監督を残して帰宅の途についていた。ドローが行われる。日本は抽選がなく第2シード。どこの国が入ってくるか待つ状態であった。
最初に韓国が入ってきた。そしてドイツが入ってきた。韓国・ドイツの勝者が日本と対戦する組み合わせとなった。そして決勝トーナメント1回戦。接戦が予想されたが、ドイツが日本戦に勝利した勢いがあり、韓国をストレートで下した。練習をしているだろう、石川選手に速報を送っていた私。
「連絡ありがとうございます。ドイツですね。昨日は負けてしまったけど、今日は負けないようにします。頑張ります。応援お願いします。」と連絡が入った。
石川は2番に登場。対戦相手は、昨日負けているソルヤ選手だ。
勝負というものは恐ろしいもので、こういうときは、前回敗れている者がだいたい勝利するようになっている。結果はその通りだった。
石川が高い集中力を維持し、ボールに反応。強打が面白いように決まる。今日はサービスの調子もよく、サービスエースを何本も決めた。前日上手くいっていた作戦が今回はうまくいかず、ソルヤも苛立ちを隠せないでいる。
石川がゲームカウント2-0とリード。そして、3ゲーム目もリードする。ソルヤが意地を見せて3ゲーム目をとり、4ゲーム目も一時はリードするが、石川は崩れず、サービスからの攻撃を軸に逆転勝利をあげる。「逆転の石川」を印象つける内容で、素晴らしいプレーであった。そしてゲームポイントをあげたときは得意のジャンプをみせ、「佳純スマイル」全開であった。
日本女子は明日、シンガポール、北朝鮮の勝者と対戦する
【編集部 O】
積極的にフォアハンドを使った
「佳純スマイル」で、応援団にガッツポーズ
2番の勝利直後。本誌ニッタクニュースカメラマンに笑顔で応える
準々決勝、ドイツ戦終了後。いつも体のケアをしてくれている榎沢さん(左)、佐藤さん(右)と記念撮影