TOPICS

ALL TOPICS

2015.05.01

#RESULTS

伊藤美誠、驚異のプレーで李暁霞を追い込むも惜敗

驚愕の14歳。

 

世界選手権ベスト8進出を、14歳と192日の日本史上最年少記録で達成した伊藤美誠。

 

準々決勝の相手は世界チャンピオンで、五輪金メダリストの李暁霞。

 

誰もが難しいと感じた相手に伊藤は敢然と挑んだ。

 

1、2ゲーム目は中盤リードされていたが、そこからまくった。

 

相手がチャンピオンでも臆さない強心臓の持ち主。

 

バックハンドの連打が炸裂し、フォアのドライブ、ナックルブロック、そして決め球はフォアのスマッシュ。

 

直線系のスピードボールに李暁霞もたじたじだ。

 

2ゲームを連取した後、2−2に追いつかれ、試合のクライマックスは5ゲーム目だった。

 

先にゲームポイント奪った伊藤だったが、惜しくも11−13で李暁霞にゲームを奪われ、試合の流れは李暁霞に向かった。

 

6ゲーム目を2本で落とし、ベスト8に終わった伊藤。

 

しかし、会場を沸かせ、女王を追い詰めた速攻プレーは圧巻だった。

 

★伊藤美誠・試合後のコメント
「ダブルスの時ほどは悔しくないです。自分のプレーができたし、悔いは全然ない。ちょっと惜しかったという悔しさはあるけど、すぐ切り替えられる感じです。
自分の技術は全部出し切りました。李暁霞選手は1ゲーム目から向かってきた。ずっと思い切ってやっているなと思っていた。中国選手は0ー2からでも逆転してくるし、2ー0になっても勝ちは意識しなかった。相手が年下だとか、ランキングが下だからビビッてるとか、そういうところは全然なかった。試合前はわくわくしてました。中国選手のとこまでいったら誰と当たるかなと思っていた」

 

●女子シングルス準々決勝

 

劉詩ウェン(中国) 3、−8、5、7、3  朱雨玲(中国)

 

木子(中国) 5、2、9、5 馮天薇(シンガポール)

 

丁寧(中国) 8、7、5、−7、−6、−8、8 武楊(中国)

 

李暁霞(中国) −9、−14、2、7、11、2  伊藤美誠(日本)