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●女子シングルス準決勝
森薗美咲(日立化成)7,5,8,4石垣優香(日本生命)
カット打ちに定評のある森薗に対し、ここまで充実のプレーを見せてきた石垣という対決だったが、予想以上のワンサイドゲームとなった。
出足、いきなり森薗の5本連取でスタート。森薗はストップを石垣のフォアやミドルへ、カット打ちをフォアサイドへ、そして強打でミドルを突いて得点するという戦術で、試合の主導権を完全に握る。
厳しいコース取りに対し、攻撃のチャンスをなかなか見いだせない石垣だが、バックへのループドライブをカウンターブロックするなど、少ないチャンスを狙って得点をもぎとったが、いかんせん森薗にミスがほとんどない。森薗のベンチには、中国と日本の代表として活躍したカットマンのスペシャリスト、羽佳純子さんが入っており、対カットの戦術アドバイスも武器になったか。最後まで完全に森薗が主導権を握り続けての快勝となった。
これで女子シングルス決勝は、石川佳純vs森薗美咲という、同期のライバル対決、そしてニッタクプレーヤー対決となる。森薗が好調なだけに、おもしろい試合が期待できそうだ。