OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
2019年女子ワールドカップ。優勝は現世界チャンピオンの劉詩雯だった。
決勝の組み合わせは、劉詩雯と朱雨玲。熱烈なファンを抱える両選手。ファンの声援が飛び交う応援合戦の中、選手は冷静にプレーしていた。
「どっちが勝つかな?」と中国メディアは試合前に話し「世界チャンピオンの劉詩雯がすんなり勝つよ」と話す記者が多い中、朱が劉のミスを誘い、1ゲーム目を取った。しかしここで慌てないのが劉。落ち着いてプレーし、ミスをしても自分のプレーを貫き、3ゲームを奪い返し、王手をかける。5ゲーム目は朱が取り、流れが傾くが、6ゲーム目は劉が気合いを入れてプレー。ミスをしても自分のプレーに納得している表情をみせ、自慢の高速卓球を見せて、勝利。優勝を決めた。
「たくさんのファンの方が応援してくれて嬉しかった。プレッシャーもありましたが、自分の力は発揮することができたと思います。来月にはチームワールドカップが日本であります。オリンピックの会場と同じなので、しっかり準備をして、良い経験にしたいです」と劉。
▲ワールドカップ5度目の優勝の劉
▲要所を締めるプレーで、気迫あふれるプレーをみせた
▲優勝するチャンスがあった朱。残念な結果に…。
3位決定戦は、馮天薇(シンガポール)とZHANG LiLy(アメリカ)が対戦。馮がチキータレシーブと、鋭いフォアハンド攻撃で得点を重ねるが、今大会好調のZHANGは、ラリー戦に持ち込み、コースを突いてミスを誘う。しかし最後は馮がしっかりコースを読み、狙い撃ち。3位入賞を果たした。
「3位は大会前の目標でした。この結果は嬉しいです。1大会ずつしっかりプレーしてたくさんの方に喜んでいただけるようにこれからも頑張ります」と馮天薇。
▲フットワークを活かした強力なフォアハンド攻撃が良かった馮
▲今大会好調だったZHANG。驚くようなプレーも得点につなげた
【決勝】
劉詩雯 4(-4、8、8、6、-3、9)2 朱雨玲
【3位決定戦】
馮天薇 4(6、8、8、-5、13)1 ZHANG