田添健汰・森薗美月活躍！第40回全国高校選抜大会・団体戦を振り返る(2013年6月号から)

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※所属・年齢は大会当時のまま

希望が丘（福岡）が男子団体で初優勝

【男子団体】
決勝は初優勝を狙う希望が丘と愛工大名電が対戦。トップは田添健汰（希望が丘）と上江洲光志。田添が好調なプレーで2ゲームを奪う。3ゲーム目は、上江洲が意地をみせて奪ったが、安定感で上回った田添が4ゲーム目を取り、先取点を挙げる。続く2番の定松祐輔（希望が丘）は、水野基成とフルゲームの接戦となるが、要所を締めて勝利し、王手をかける。ダブルスは田添健汰・上村慶哉（希望が丘）が台上プレーから先手を取り、勝利。悲願の初優勝を飾った。
「決勝は前半で2-0とリードできたので、そこが大きかったです。本当に選手が良く頑張ってくれました」と石田真太郎監督。

【男子決勝スコア】
希望が丘　3-0　愛工大名電
〇1田添健汰　3（10,7,-8,5）1　上江洲光志
〇2定松祐輔　3（10,8,-8,-7,6）2　水野基成
〇3田添健汰・上村慶哉　3（9,-8,5,7）1　上江洲光志・松下大星
　4田添響　―　松下大星
　5上村慶哉　―　卯木将大

悲願の初優勝を飾った希望が丘

【女子団体】
5連覇を目指す四天王寺と青森山田が決勝で対戦。トップで松平志穂（四天王寺）が回転量の多いサービスからの展開で得点を重ね、相原なつみを破る。2番は宋恵佳（青森山田）が回転量の多い両ハンド攻撃で一ノ瀬未涼をくだす。ダブルスは四天王寺が勝利し、王手をかける。4番で阿部愛莉（四天王寺）が緩急をつけた攻撃をコーナーに打ち分けて、勝利。4名と少人数ながら、チームワーク抜群で5連覇を達成した。森薗美月（四天王寺）は準決勝の正智深谷戦で勝利し、チームに勢いをもたらした。

【女子決勝スコア】
四天王寺　3-1　青森山田
〇1松平志穂　3（4,7,9）0　相原なつみ
×2一ノ瀬未涼　0（-10,-1,-2）3　宋恵佳
〇3松平志穂・阿部愛莉　3（6,-11,9,10）1　宋恵佳・山本怜
〇4阿部愛莉　3（9,2,7）0　山本怜
　5森薗美月　―　安藤みなみ

抜群のチームワークで5連覇を達成した四天王寺