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2021.01.12

#RESULTS

【全日本】ジュニア男子4回戦 星優真が前回王者・吉山を破る金星

  • 思い切りのいいプレーで金星を挙げた星優真(東山高)

  • ベンチコーチの宮木操先生(東山高)と喜びの肘タッチ

  • 「小学生の頃よりパワーがついた」と自己評価した松島輝空(JOCエリートアカデミー)

  • 松島に敗れるも、好ラリーを披露した三木隼(野田学園中)

  • 芝(野田学園中)に辛勝した濵田一輝(愛工大名電高)。安定感のあるバックから最後はフォアで仕留めた

  • ノーシードから勝ち上がり、1失点のみで初のベスト16入りを果たした鈴木笙(静岡学園高)

  • 東北勢として唯一勝ち上がっている芳賀世蓮(鶴岡東高)。明日の活躍にも期待

ジュニア男子4回戦(ベスト16決定)

 

前回王者の吉山僚一(愛工大名電高)が4回戦で姿を消す波乱。大金星を挙げた星優真(東山高)は、思い切りのいい攻撃で吉山を圧倒。勝負を決めた第4ゲームも序盤から星が突き放す形で進行し、危なげなく勝利をつかんだ。

試合後会見に現れた吉山は、悔しさを一度呑み込み「まず、今大会を開催してくださった関係者の方々に感謝申し上げます」と感謝を述べた。また、プレッシャーもあったというが「相手が想定以上に思い切ってプレーしてきて、受け身になってしまった」と反省。明日からの一般については「一般では逆に挑戦する立場。一戦一戦向かっていって、たくさん試合ができたら」と抱負を語った。

 

悲願の優勝を目指す松島輝空(JOCエリートアカデミー)は、三木隼(野田学園中)と対戦。

第1ゲームから激しいラリーの応酬となり、15-13で松島が先取点を挙げ続く第2ゲームも連取して王手。第3ゲームは三木が奪い、第4ゲームも一進一退の展開となったが、最後は松島が逃げ切った。

松島は試合後「公式な大会は昨年の全日本ぶり。初戦は本当に緊張して足が動かなかった。また、三木選手は以前負けたことがあるので、少し嫌だなと思っていたけれど、苦しい場面で焦ることなく乗り切ることができてよかった。」と振り返った。

また、今年度からエリートアカデミーに入校し、体つきが成長したことについて「食事も練習環境もよく、身長も伸びたのでパワーがついて、以前より自信がついた。フォアハンドの力もついたし、体幹がぶれないことで 強いボールを止めることが出来るようになった」と語った。

 

優勝候補と目される篠塚大登(愛工大名電高)は、第1ゲームを落とすも巻き返して勝利。

「普段の練習場とは広さが違うので、感覚が変わることを懸念していたがそうでもなく、いい調子で明日につなげることができた。一試合一試合、自分のプレーができるよう、目の前の試合に集中したい」と篠塚。

 

星優真(東山高) 3(-6,8,8,6)1 吉山僚一(愛工大名電高)

芳賀世蓮(鶴岡東高) 3(8,3,-10,1)1 小暮桜介(埼玉栄)

松島輝空(JOCエリートアカデミー) 3(13,5,-8,11)1 三木隼(野田学園中)

葛西啓功(静岡学園高) 3(6,-9,9,4)1 谷本凌(育英高)

萩原啓至(愛工大名電中) 3(-6,-10,6,7,7)2 田原翔太(明豊高)

髙橋航太郎(実践学園高) 3(6,2,9)0 赤尾飛市朗(Five Stars)

鈴木笙(静岡学園高) 3(9,-7,6,8)1 坂井雄飛(愛工大名電中)

鈴木颯(愛工大名電高) 3(5,12,3)0 髙橋慶太(田阪卓研)

谷垣佑真(愛工大名電高) 3(7,5,5)0 前出陸杜(高田高)

三浦裕大(遊学館高) 3(9,2,6)0 徳田幹太(野田学園高)

濵田一輝(愛工大名電高) 3(6,-9,-7,5,11)2 芝拓人(野田学園中)

加山雅基(愛工大名電中) 3(4,5,8)0 新名亮太(明徳義塾中・高)

篠塚大登(愛工大名電高) 3(-11,1,5,4)1 板坂眞生(静岡学園高)

中村煌和(愛工大名電中) 3(3,6,2)0 栁澤幹太(実践学園高)

原田春輝(希望が丘高) 3(4,5,6)0 門脇康太(明豊高)

岡野俊介(愛工大名電高) 3(6,8,-2,4)1 伊藤礼博(安田学園高)