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男子シングルスベスト8決定戦。
張本智和(木下グループ)と御内健太郎(シチズン時計)の対戦は、接戦を極めた。
御内が3対2と王手をかけた第6ゲーム。張本が連続攻撃で8-3と引き離すが、御内もコートを縦横無尽に駆け回り、粘り強く返球。カットの質も高く、時折張本はネットにかけて、8-6と御内が迫る。ここで張本がタイムアウトをとり、一進一退で9-8、御内のカットがエッジで入り9-9。張本は回転をしっかりと見極めながら、左右に振って10-9とするも、御内が攻撃に転じて10-10に。しかし、張本はマッチポイントを握られながらも根気よくせめてこのゲームを奪うと、最終ゲームは、「ケガしてもいいくらい」と、終始攻撃の手を緩めなかった張本がシーソーゲームを振り切って勝利をつかんだ。
最後までドライブを振り切った張本智和(木下グループ)。このまま王座奪還なるか
張本に「去年の準決勝、決勝よりも苦しい試合だった」と言わしめた御内健太郎(シチズン時計)
丹羽孝希(スヴェンソン)は、かつての王者であり、39歳で最年長出場の吉田海偉(東京アート)と対戦。吉田に攻める隙を与えることなく、丹羽がスピーディーなプレーを披露しストレートで勝利。
及川瑞基(木下グループ)は吉村真晴(愛知ダイハツ)を破って初のベスト8入りを果たした。
敗れた吉村は「この期間中に取り組んできたバックハンド、チキータが向上して、試合でも使える技術になっている実感はあった。正直、負けて悔しいところはあるが、次につながる内容ではあったと思う。自分でリズムを作ることが出来ず、悔しさは大きい」と語った。
「やってきたことは発揮できた」としながらも悔しさをにじませた吉村真晴(愛知ダイハツ)
森薗政崇(BOBSON) 4(6,9,-5,-7,4,9)2 小林広夢(愛工大名電高)
張本智和(木下グループ) 4(5,-12,7,-10,-6,12,8)3 御内健太郎(シチズン時計)
丹羽孝希(スヴェンソン) 4(10,3,8,6)0 吉田海偉(東京アート)
及川瑞基(木下グループ) 4(-5,9,8,-9,10,8)2 吉村真晴(愛知ダイハツ)
英田理志(愛媛県競対) 4(10,-7,8,9,9)1 郡山北斗(リコー)
田中佑汰(愛工大) 4(8,10,-1,-7,8,10)2 曽根翔(愛工大名電高)
𠮷田雅己(栃木スポーツ協会) 4(6,8,-5,7,-6,-7,8)3 大島祐哉(木下グループ)
龍崎東寅(明治大) 4(-11,4,8,4,-9,9)2 神巧也(T.T彩たま)