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47都道府県の予選を勝ち抜いてきた全115チーム(学校対抗男子58、女子57チーム)から、3大会ぶりの出場を決めた千葉県代表・千葉経済大学附属高等学校(男子)をピックアップして、本戦に挑む渡邉稔之監督、武川司紗主将の意気込みを紹介する。
(本文中敬称略)
千葉経済大学附属高等学校
監督 渡邉稔之(わたなべ としゆき)
「結果は後からついてくる!」と7大会ぶりの優勝
「これまで関東大会県予選や県新人戦での優勝はありましたが、前回代表時のインターハイ予選では、2位通過でした。今回、7大会ぶりの優勝での代表だったので、それが嬉しかったです。コロナ禍で練習時間が短縮され、朝練などでなんとか時間を確保して励んできました。通常であれば、遠征に行くなど実践機会を多く持てていましたが、今回はそれができない分、みっちり技術練習することができました。試合前には、戦術について特に指導しました。落ち着いて練習できた分、作戦を明確にすることができたのです。そして、『これだけ練習でやっていれば結果は後からついてくる』と、伝えました」
「絶対に全国大会に出場する」という強い気持ち
「ライバルの学館浦安には、5月の関東大会予選の際に1対3で負けていましたが、実際はラストが勝っていたので、今回もいい勝負になると予想していました。結果は3対0でしたが、全試合2対0リードからのフルゲームを制した展開でした。いつもは前半が悪いのですが、今回に限っては戦術がかみ合って前半でリードすることができました。
当校の出場選手3名は、2年生であり、着実に力をつけて勢いづいていました。逆に相手は3年生がメインで、2年生に向かって来られるやりづらさがあったのかもしません。すんなり3対0で勝てればよかったのですが、レシーブが弱気になってしまったり、守りの気持ちになったり、2年生ということで経験不足も影響したと思います。最後は勇気を持って、攻めることができました。
絶対的エースがいるわけではないので、チームワークの良さ、日々の練習に真面目に取り組む姿勢が、この結果につながったのだと思います。また、2年前に県新人戦で優勝し、地元の千葉ポートアリーナで出場予定だった全国選抜の中止、翌年の全国選抜で連続出場を逃したという悔しさが、『絶対に全国大会に出場する』という強い気持ちを後押ししたのだと思います。
また、県予選では保護者が入場できないことから、自前でオンライン配信も行いました。保護者会の方々は、とても卓球部に協力的で理解も深く、一緒になって戦ってくださいました。目には見えない保護者会やOBの応援の力にも助けられました」
最後の1点を取るまで戦い抜く
「まず、インターハイが開催されることに感謝したいです。また、昨年出場することのできなかった卒業生の気持ちを胸に臨みたいです。
目の前の1球に全力を尽くして、最後の1点を取るまで戦い抜き、勝利を目指します。
インターハイという高校生最高の舞台で楽しむこと、そして、この経験を今後の人生に生かしていってほしいです」
主将 武川司紗(たけかわ つかさ)
「インターハイでは、感謝の気持ちを忘れずに、練習の成果を発揮し、一戦一戦思い切って、楽しんで戦い、勝利を掴みたいです」
前列左から、弘海龍矢(2)、佐藤春道(3)、武川司紗(3)、小玉海翔(3)、寺崎泰誠(3)、歌田智史(2)。
中列左から、宇波真吾(2)、植草駿輔(3)、渡辺生吹(3)、渡邉大和(2)、古谷昇大(1)、香坂海斗(1)。
後列左から、髙野海(3)、沖津悠斗(3)、田島理久(2)、久保木寧生(1)
※(数字は学年)