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ヨーロッパ選手権2021団体戦が9月28日~10月3日にルーマニアで、ヨーロッパ卓球連合(ETTU)主催のもと開催され、男女ともにドイツが優勝した。
男子決勝では、ドイツとロシアが対戦。ドイツは主力のボル、オフチャロフが不在ながらも、東京五輪銀メダリストのフランチスカを中心に10度目となる栄冠を獲得した。
フランチスカは「ロシアはすばらしいプレーをした。彼らはとても若く、ポテンシャルがある。私たちは、全力を尽くさなくてはならなかった。ロシアに敬意を表したい!彼らの未来は明るいだろう。
4番のグレブネフとの試合では、私が2対0でリードし、第3ゲームも3-0でリードしていたが、安全にいきすぎてしまい、ゲームが進むと、彼は嵐のように攻撃を始めて驚いた。彼はベストを尽くしたと思うし、本当に素晴らしいプレーヤーだ」と、フランス、オーストリア、スウェーデンの強豪国を連破し、1968年大会以来の決勝進出を果たしたロシアを称えた。
女子決勝は、ドイツとルーマニアが対戦。エースのP.ゾルヤを欠くドイツは、次期エースのミッテルハムがしっかりと役割を果たしトップと4番で決勝点を挙げる活躍。前回チャンピオンのメンバーで臨んだルーマニアだったが、惜しくも及ばず、ドイツが3大会ぶりとなる優勝を決めた。
ミッテルハムは決勝を振り返り「スッチ選手と対戦するとは思っていなかった。彼女は要注意なプレーヤーで苦手だった。第1ゲームを奪われたが、最終的に挽回でき、私の精神的な強さが勝利のカギだったと思う。5-9まで追い込まれたゲームを覚えているが、どうやって勝ったか説明できない。ただ、1点ずつプレーし続けた」とコメントした
ドイツの新監督として臨んだボロス氏は「この大会は大きな挑戦だった。というのも、2日前にゾルヤ選手が体調を崩し、出場できなくなった。しかし、若い選手たちが最高のチーム精神を持ち、相手が誰であれ勝てると強く信じていた。正直なところ、金メダルを獲得できるとは夢にも思わなかった。決勝は、最も難しい試合だったが、選手たちは信じられないほどよく戦った。とてもうれしく、気持ちを表す言葉が見つからないほど」と喜んだ。
▼男子団体
【決勝】
ドイツ 3-1 ロシア
●1デューダ 2(3,4,-7,-8,-10)3 グレブネフ
○2フランチスカ 3(-7,4,-11,6,6,)2 カッツマン
○3チウ・ダン 3(-9,6,10,8)1
○4フランチスカ 3(11,5,-9,-4,13)2 グレブネフ
3位 デンマーク、スウェーデン
▼女子団体
【決勝】
ドイツ 3-1 ルーマニア
○1ミッテルハム 3(-8,7-9,9,10)2 スッチ
○2ウィンター 3(6,9,10)0 サマラ
●3チャンタル 2(-7,7,8,-5,-7)3 ドデアン
○4ミッテルハム 3(-10,8,-9,9,7)2 サマラ
3位 ポルトガル、フランス
大会使用球として、ニッタクは2012年からヨーロッパ選手権をサポートしています。