JTTLファイナル4　男子は東京アートが6年ぶり10回目の栄冠

優勝した東京アート

2021年度日本卓球リーグプレーオフJTTLファイナル4が、12月4日（土）～5日（日）、長野県千曲市「ことぶきアリーナ千曲」で開催された。

男子は東京アート、愛知工業大、協和キリン、日鉄物流ブレイザーズの4チームが参戦。
決勝は、両チームともに準決勝でラストまでもつれる大激戦を制して勝ち上がってきた東京アートと愛知工業大が対戦。
東京アートは、トップで高木和卓、2番で小西海偉のベテラン勢が実力を発揮して連取し、王手をかける。
3番ダブルスは宮本春樹・木造勇人(愛知工業大)が取り返したが、4番で村松雄斗(東京アート)が鋭いカットでしっかりと締めて、3-1で東京アートが勝利。6年ぶり10回目の優勝を飾った。また、16回目となる内閣総理大臣杯を獲得した。

東京アートの大森隆弘監督は「日本リーグ後期、全日本団体、そして今回のファイナル４と、3回も優勝出来て、とても幸せです。特に今回は、内閣総理大臣杯が掛かっていたので、気持ちもすごく入っていました。6年ぶりの優勝で長くかかりましたが、久しぶりに本社に内閣総理大臣杯を届けることが出来て嬉しいです。
10月の全日本団体で優勝し、そこから流れがよくなりました。選手が自信を持ってプレー出来るようになったことが勝因です。
各選手が勝利したので、チーム全員で掴んだ優勝となりました」

準決勝
愛知工業大　3-2　日鉄物流ブレイザーズ
●1髙見真己　1(-11,-13,7-3)3　田添健汰
○2田原彰悟　3(-8,3,10,-8,10）2　松下海輝
○3宮本春樹・木造勇人　2(9,12)0　藤村友也・田添健汰
●4木造勇人　1(-8,8,-8,-3)3　藤村友也
○5宮本春樹　3(-8,9,-9,7,8)2　定松祐輔

東京アート　3-2　協和キリン
○1小西海偉　3(-9,-11,8,5,9)2　硴塚将人
●2村松雄斗　1(-9,-7,6,-2)3　松平賢二
○3上江洲光志・坪井勇麿　2(9,5)0　平野友樹・松山祐季
●4高木和卓　1(-4,-6,14,-2)3　平野友樹
○5坪井勇磨　3(-13,8,10,9)1　松山祐季

決勝
東京アート 3-1 愛知工業大
○1高木和卓　3(10,9,-7,6)1　田原彰悟
○2小西海偉　3(4,-5,-9,7,6)2　木造勇人
●3上江洲光志・坪井勇磨　0(-7,-13)2　宮本春樹・木造勇人
○4村松雄斗　3(6,3,8)0　髙見真己