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インターハイ女子学校対抗、準決勝・決勝が、8月7日に行われた。
準決勝は、四天王寺 ー 桜丘、明徳義塾 ー 進徳女子の顔合わせ。
四天王寺、桜丘の一戦は、トップで横井咲桜(四天王寺)が、安定したドライブ攻撃で、栗山に勝利し先取点をあげるが、2番で桜丘の小林りんご、が伊藤と対戦。小林は2ゲーム先取するものの、3ゲーム目以降戦術を変えた伊藤が粘りをみせ、2-2に追いつく展開。5ゲーム目も伊藤がリードする展開に、桜丘ベンチはたまらずタイムアウトを要求。タイム後はリズムを取り戻した小林が、伊藤のミスを誘い、9本で勝利し、ゲームスコア1対1となる。ダブルスは、四天王寺ペアが勝利し、4番で大藤(四天王寺)が、野村に勝利し、四天王寺が3-1で勝利し、決勝に進出した。
もう一方の明徳義塾、進徳女子の一戦は、1・2番は両校が取り、1-1の状態でダブルスを迎える。明徳義塾のダブルスが2ゲーム先取し、そのまま勝利すると思われたが、東川・工藤の進徳女子ペアがコースを丁寧に突き、粘りを見せてリズムを掴むと、逆転勝利をおさめ、進徳女子が2-1とリードし王手をかける。しかし4番の白山(明徳義塾)が勝利し、5番の上澤依もフルゲームの試合をものにし、明徳義塾が勝利した。
決勝は、四天王寺トップの大藤が、上澤依、2番で伊藤(四天王寺)と青井が対戦。大藤は、軽快なフットワークと鋭いスイングから繰り出す両ハンド攻撃で1ゲームを落とすが勝利し先取点。上澤も打点の早い攻撃をみせたが、1ゲームを奪うまでにとどまった。
2番の伊藤は、準決勝の敗戦を挽回するようなプレーを見せる。バック面表ソフトラバーの特徴を活かす攻撃と、足を使った積極的なフォアハンド攻撃で、ドライブをコーナーに打ち分け、青井に勝利し、四天王寺が2-0とリードする。青井も安定した両ハンド攻撃をみせたが、一歩及ばなかった。
3番のダブルスは、大藤・横井が、明徳義塾に強打をさせないようなコースを突き、返球が甘くなったボールは見逃さず、前陣で威力ある両ハンド攻撃で得点をあげて勝利、四天王寺が9連覇を達成した。
「自分たちにとっては、昨日に、桜丘ペア、明徳義塾ペアと試合ができたことはプラスになりました。特に、桜丘ペアは変則ペアでしたので、昨日に比べて今日は良い試合ができたと思います。
決勝のオーダーは、準決勝で伊藤が敗れていましたが、前半で思い切ってプレーしてほしかったので、相談して伊藤を起用しました。青井さんに勝てたことがとても大きかったと思います」と吉田監督。
▲優勝 四天王寺 ※9連覇
▲2番で貴重な勝利をあげた、伊藤詩菜
▲2点起用に応え、チームを支えた大藤(右)・横井
▲チームの中心として単複に起用された白山(左)・青井(明徳義塾)
▲準決勝の四天王寺戦で勝利した、小林りんご(桜丘)
▲進徳女子のベスト4入りの大きく貢献した東川(右)・工藤
【女子学校対抗 準決勝】
四天王寺 3-1 桜丘
○1横井咲桜 7,2,7 栗山優菜
2伊藤詩菜 -7,-6,6,7,-9 小林りんご○
○3大藤・横井 2,5,7 小林・野村
○4大藤沙月 8,7,4 野村光
明徳義塾 3-2 進徳女子
○1青井さくら 9,8,9 福井蓮彩
2上澤茉央 -7,-4,10,6,-7 東川陽菜○
3青井・白山 9,5,-9,-9,-5 東川・工藤○
○4白山亜美 -6,9,5,7 工藤真桜
○5上澤依央 12,3,-11,-8,7 藤原優
決 勝
四天王寺 3-0 明徳義塾
○1大藤沙月 8,-7,5,8 上澤依央
○2伊藤詩菜 9,-9,7,9 青井さくら
○3大藤・横井 5,6,7 青井・白山
4横井咲桜 ― 上澤茉央
5面田采巳 ― 白山亜美