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WTTコンテンダーチュニスは、8月1~6日にチュニジア・チュニスで開催された。日本からは男子7名、女子6名が参加した。
混合ダブルスは、張本智和/張本美和の兄妹ペアが公式戦初出場で優勝を飾った。
また、男子ダブルスでは、張本/木造勇人ペアが優勝、張本は2冠を達成した。
女子ダブルスは、張本/長﨑ペア、森さくら/笹尾明日香ペアがそれぞれ3位となった。
【混合ダブルス】
混合ダブルスでは、張本兄妹ペアが抜群のコンビネーションで公式戦初出場ながら、初優勝を決めた。
決勝は馮翊新/陳思羽(チャイニーズタイペイ)と対戦。1ゲーム目は、馮翊新/陳思羽が豪打で押し切り先制する。続く2ゲーム目、妹の美和が馮翊新の攻撃を鋭いコースに返してチャンスを作り兄・智和が決める流れがはまり11-8で取り返す。
3ゲーム目は、馮翊新/陳思羽の中陣から繰り出されるパワーのあるボールに日本ペアが対応しきれず、11-8で馮翊新/陳思羽が取り2対1となる。
4ゲーム目は、一進一退の攻防で迎えた10-10、智和が回り込みストレート攻撃を決めると、次は馮翊新が鋭いバックハンド攻撃を仕掛けたボールを美和が打点の早いブロックでシャットアウト。2対2で勝負は最終ゲームへ。
前半でスタートダッシュをかけた馮翊新/陳思羽が5-2とリードしチェンジコート。日本ペアの得意パターンとなり一気に逆転。11-6で張本兄妹ペアが優勝を決めた。
混合ダブルス決勝
張本/張本 3(-9,8,-9,10,6)2 馮翊新/陳思羽
【男子ダブルス】
男子ダブルスでは、張本/木造の元日本代表ペアが優勝を果たした。
決勝は、薛飛/趙子豪(中国)と対戦。1ゲーム目、台上プレーが冴えた日本ペアが得点を重ね11-4で先取する。しかし2ゲーム目中盤から徐々に中国ペアが台上プレーに対応し始めると、今度はパワーのあるフォアドライブに日本ペアが対応しきれず2、3ゲーム目を中国ペアが連取。
続く4ゲーム目、日本ペアが序盤にロングサービスやカウンター攻撃を決めて流れを変え、11-9で取り返し2対2と並ぶ。
最終ゲーム、序盤はどちらも譲らない展開が続くが3-3の場面で、張本のサービスエース、木造の3球目攻撃が決まり、5-3とリード。この2ポイントで流れを手繰り寄せた日本ペアが勢いそのままに11-6で取り、フルゲームの末に優勝を決めた。
男子ダブルス決勝
張本/木造 3(4,-8,-7,9,6)2 薛飛/趙子豪
【女子ダブルス】
女子ダブルスでは、日本の張本/長﨑、森さくら/笹尾明日香の2ペアが、準決勝に進んだが中国ペアに敗れ3位となった。
決勝戦は、蒯曼/張瑞と何卓佳/石洵瑶の中国勢対決となった。1ゲーム目、何卓佳/石洵瑶が先取するも、2ゲーム目を蒯曼/張瑞が11-2で取り返し1対1に戻す。続く3ゲーム目は、蒯曼/張瑞が序盤に得点を重ね6-1とリードするが、何卓佳/石洵瑶が追い上げて10-10となる。しかし、蒯曼/張瑞が振り切り2対1と王手をかける。4ゲーム目は蒯曼/張瑞が6連続得点でスタートダッシュを切り、点差を離したまま11-6で勝利し優勝を飾った。
女子ダブルス決勝
蒯曼/張瑞 3(-8,2,10,6)1 何卓佳/石洵瑶
各種目の入賞者
【男子ダブルス】
優勝 張本智和/木造勇人
準優勝 薛飛/趙子豪(中国)
3位 安宰賢/趙勝敏(韓国)、陳建安/荘智淵(チャイニーズタイペイ)
【女子ダブルス】
優勝 蒯曼/張瑞(中国)
準優勝 何卓佳/石洵瑶(中国)
3位 張本美和/長﨑美柚、森さくら/笹尾明日香
【混合ダブルス】
優勝 張本智和/張本美和
準優勝 馮翊新/陳思羽(チャイニーズタイペイ)
3位 イシイ/タカハシ(ブラジル)、セドリック/ワン・ユアン(ドイツ)
※写真提供WTT