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ジュニア女子シングルス
準決勝
張本美和(木下アカデミー)と篠原夢空(香ヶ丘リベルテ高)の対戦は、篠原が棄権となったため、張本の決勝進出が決まった。
姉妹対決となった小塩悠菜(星槎中)と小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)の対戦。
1、2ゲーム目を互いに取り合うと、3ゲーム目は小塩遥菜が変化をつけたボールで小塩悠菜を翻弄し11-5で取る。4ゲーム目も積極的に横回転のカットボールを取り入れチャンスを作る攻撃を仕掛け先にマッチポイントを握る。しかし、小塩悠菜が前後に大きく揺さぶるカット打ちで追い上げると、デュースの末に取り、最終ゲームへ。最終ゲームも、一進一退の展開になったが、最後まで丁寧なカット攻略で攻め続けた小塩悠菜が勝利した。
小塩悠菜 3(-8,8,-5,10,8)2小塩遥菜
妹・悠菜をあと一歩まで追い詰めた小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)
決勝
張本美和(木下アカデミー)と小塩悠菜(星槎中)の対戦。
小塩の個性的なグリップから放たれるボールが決まり、1ゲーム目を9点で先取。2ゲーム目も、張本のパワーのある両ハンドを利用しラリー戦で優位に立った小塩が6-4とリードする。しかし、張本が鋭角を狙ったドライブを繰り出すと流れを引き寄せて追いつく。その後、互いに取り合う展開となりデュースに突入すると12-10で張本が取り1対1に戻す。
続く3ゲーム目、序盤に一気に点差を広げた張本が3点で取ると、4ゲーム目もパワフルな両ハンドで小塩を圧倒し4点で勝利。優勝を飾った。
張本 3(-9,10,3,4)1 小塩
威力抜群の両ハンドで優勝を果たした張本美和(木下アカデミー)
■優勝インタビュー
「本当にうれしいですし、ほっとしています。(同級生の小塩選手との対戦では)負けられないなという気持ちと、向かっていく気持ちを忘れずに持てたのが良かったです」とコメントした。
また試合内容については、
「1ゲーム目は自分のミスが多かったり、相手のボールに合わせられずに落として、その流れが2ゲーム目中盤まで続いたのですが、そこでサービスを変えたり戦術やメンタルを切り替えたことが良かったと思います」と振り返った。