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WTTスターコンテンダーリュブリャナは、7月3~9日にスロベニアのリュブリャナで開催された。
日本からは男女各8名が参加。女子シングルスで伊藤美誠が3位に入った。
【男子シングルス】
接戦を制した樊振東が優勝!
男子シングルス決勝は、1ゲーム目から激しい打撃戦となった。
1ゲーム目、樊振東(中国)が15-13で取ると、続く2・3ゲーム目は王楚欽(中国)の鋭いバックハンドが決まって取り返し、一進一退の展開に。
迎えた最終ゲーム、樊振東は前陣から相手を両サイドに大きく動かしラリーを優位に進めると12-10で勝利。優勝を決めた。
3位には、戸上隼輔をフルゲームでくだしたカルデラノ(ブラジル)と、3回戦で馬龍との同士討ちに勝利した周啓豪(中国)が入った。
樊振東 4(13,-8,-3,4,7,-7,10)3 王楚欽
男子シングルス優勝 樊振東(中国)
男子シングルス準優勝 王楚欽(中国)
【女子シングルス】
激しいラリーを制した孫頴莎が優勝
決勝は孫頴莎と陳夢の中国対決となった。
1・2ゲーム目、安定感のあるプレーを見せた陳夢が連取。続く3・4ゲーム目は、孫頴莎が緩急をつけたプレーで陳夢のリズムを崩し取り返す。2対2で迎えた5ゲーム目。陳夢が先にゲームポイントを握るが、ロングサービスを効果的に使った孫頴莎が流れを手繰り寄せ14-12で取る。
6ゲーム目は孫頴莎がリードする展開となったが、落ち着いてボールを見極めコースに打ち分けた陳夢が逆転で取り返す。最終ゲームは序盤から激しいラリー戦となり互いに譲らぬ展開となるが、回転量の多いドライブで打ち勝った孫頴莎が勝利し優勝を飾った。
3位には伊藤美誠と王曼昱(中国)が入った。
孫頴莎 4(-3,-8,8,6,12,-9,6)3 陳夢
女子シングルス優勝 孫頴莎(中国)
女子シングルス準優勝 陳夢(中国)
女子シングルス3位 伊藤美誠
【男子ダブルス】
決勝は向鵬/林詩棟(中国)と馬龍/袁励岑(中国)の同士討ちとなった。
1ゲーム目、向鵬/林詩棟が9点で取ると、続く2・3ゲーム目は馬龍/袁励岑が取り返す。4ゲーム目、向鵬/林詩棟が序盤にリードすると、そのまま11-7で取り最終ゲームへ持ち込む。
最終ゲーム、スタートダッシュを決めた向鵬/林詩棟が7-1でリードすると、点差を離したまま11-5で勝利。フルゲームの末、優勝を決めた。
3位には安宰賢/林鐘勳(韓国)とA.ルブラン/F.ルブラン(フランス)が入った。
向鵬/林詩棟 3(9,-9,-11,7,5)2 馬龍/袁励岑
男子ダブルス優勝 向鵬/林詩棟(中国)
【女子ダブルス】
決勝は王芸迪/蒯曼(中国)と倪夏蓮/デヌッテ(ルクセンブルク)の対戦となった。
中国ペアは1ゲーム目の立ち上がり後すぐに倪夏蓮の変化ボールに対応。危なげない試合運びを見せて、ストレートで勝利。優勝を決めた。
3位には、田志希/申裕斌(韓国)とバラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)が入った。
王芸迪/蒯曼 3(5,6,6)0 倪夏蓮/デヌッテ
女子ダブルス優勝 王芸迪/蒯曼(中国)
【混合ダブルス】
決勝は王楚欽/孫穎莎(中国)と梁靖崑/銭天一(中国)の対戦となった。
1ゲーム目から一進一退の展開となるが、デュースの末に王楚欽/孫穎莎が先取。2ゲーム目は7-7から3連続得点で先にゲームポイントを握った梁靖崑/銭天一が取り1対1に戻す。
続く3ゲーム目は王楚欽/孫穎莎が序盤にリードし、点差を離したまま4点で取ると、勢いそのままに4ゲーム目も7点で取り3対1で勝利。優勝を決めた。孫穎莎はシングルスと混合ダブルスで二冠を達成した。
3位には黄鎮廷/杜凱琹(香港)と林高遠/王芸迪(中国)が入った。
王楚欽/孫穎莎 3(10,-9,4,7)1 梁靖崑/銭天一
混合ダブルス優勝 王楚欽/孫穎莎(中国)
各種目の順位
【男子シングルス】
優勝 樊振東(中国)
準優勝 王楚欽(中国)
3位 カルデラノ(ブラジル)、周啓豪(中国)
【女子シングルス】
優勝 孫穎莎(中国)
準優勝 陳夢(中国)
3位 伊藤美誠(日本)、王曼昱(中国)
【男子ダブルス】
優勝 向鵬/林詩棟(中国)
準優勝 馬龍/袁励岑(中国)
3位 安宰賢/林鐘勳(韓国)、A.ルブラン/F.ルブラン(フランス)
【女子ダブルス】
優勝 王芸迪/蒯曼(中国)
準優勝倪夏蓮/デヌッテ(ルクセンブルク)
3位 田志希/申裕斌(韓国)、バラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)
【混合ダブルス】
優勝 王楚欽/孫穎莎(中国)
準優勝 梁靖崑/銭天一(中国)
3位 黃鎮廷/杜凱琹(中国香港)、林高遠/王芸迪(中国)
写真提供:WTT