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男子学校対抗決勝は、愛工大名電と明豊が対戦した。
トップは、坂井(愛工大名電)と木塚が対戦。木塚は決勝戦まで学校対抗負けなし。接戦が予想された。
試合は木塚が変幻自在な好調な両ハンドプレーで、坂井を圧倒する。木塚が2ゲーム先取するが、3ゲーム目から坂井の攻撃が冴える。特に木塚の強打に対し、しっかりとカウンタードライブをコーナーに打ち分ける展開となると、3ゲーム目を「3点」、4ゲーム目を「2点」で取る。フルゲームとなるが、最後まで坂井が攻めきり勝利をあげる。
同時進行で行われた2番の面田(愛工大名電)は、起用に応えるべく気持ちの入ったプレーを見せる。2ゲーム目こそ落とすが、3ゲーム目はサービスの組み立てを考え、弾道の鋭い両ハンド攻撃をしっかり厳しいコースに放ち勝利。愛工大名電が王手をかける。
ダブルスは、昨日のダブルス決勝戦の再現となる。接戦が予想されたが、昨日の試合の内容をしっかりと今日の戦術に落とし込み試合に挑んだ、中村・萩原が終始安定したプレーをみせてストレートで勝利し、愛工大名電が7連覇を達成した。
惜しくも敗れた明豊。頼みの木塚が敗れたことが響いた。しかし決勝戦までの勝ち上がりは見事であった。1本1本、1球1球に魂を込めたプレー、豊富な練習量が伺える試合内容で、多くの観客を味方につけてプレーをした。素晴らしいプレーをした選手たちに拍手を送りたい。
愛工大名電 3-0 明豊
1 坂井雄飛 3(-7,-1,3,2,8)2 木塚陽斗
2 面田知己 3(4,-113,6)1 植木大陽
3 中村・萩原 3(8,8,6)0 木塚・岡田
▲夏の王者 愛工大名電 7連覇を達成
▲貴重な逆転勝利をあげた坂井雄飛
▲チームに流れを引き込んだ面田
▲昨日とは違う内容でプレーし、勝利を挙げた中村・萩原
▲敗れたのは決勝のみ。大活躍をみせた木塚陽斗
▲2番に出場した植木
女子学校対抗は、10連覇を目指す四天王寺と明徳義塾が対戦。
トップで、カットの兼吉優花(四天王寺)が今回も安定したプレーを見せる。上田紫乃もフォアハンドドライブで粘り強くプレーするが、兼吉が巧みな変化と攻撃を織り交ぜて勝利をする。
2番の青木咲智(四天王寺)と中本杏月の試合はピッチの早いラリー戦になる。中本がやや前陣でフラット気味にボールを捉えるが、青木がうまく台から距離を取り、緩急をつける。結果、その緩急が効果的となり、青木が1ゲーム目を逆転で取ると、2ゲーム目以降も青木のプレーが冴えて勝利。四天王寺が王手をかける。
ダブルスは藤田知子・伊藤詩菜(四天王寺)が、コンビネーション良いプレーをみせ、攻撃を左右に打ち分ける。水野瑞希・渡邉心葉の明徳義塾ペアも丁寧にコースをつくが、四天王寺ペアの攻撃力が上回り勝利。10連覇を達成した。
四天王寺 3-0 明徳義塾
1 兼吉優花 3(7,7,8)0 上田紫乃
2 青木咲智 3(10,9,8)0 中本杏月
3 藤田・伊藤 3(3,8,2)0 水野・渡邉
▲1年生ながら全勝の活躍の青木。殊勲賞を受賞
▲シンプルなプレーであるが、淡々とプレーし勝利を重ねた兼吉
▲ドライブ攻撃が冴えた藤田・伊藤
▲カットマン相手に積極的にドライブ攻撃をみせた上田
▲積極的に攻撃を仕掛け、青木と真っ向勝負を演じた中本
▲決勝戦で起用された水野・渡邉ペア