TOPICS

ALL TOPICS

2025.01.23

#RESULTS

【全日本】女子シングルス4回戦、過去優勝3回の早田ひな&伊藤美誠は順当に5回戦へ

●女子シングルス4回戦
早田ひな(日本生命) 9、9、−8、5、4 加藤(十六フィナンシャルグループ)
伊藤美誠(スターツ) 8、5、7、−9、−9、7 杉渕栞(JR北海道)

 

スーパーシードの32名が登場する女子シングルス4回戦。過去3回の優勝を誇る早田ひなと伊藤美誠は、ともにゲームこそ落としたものの順当に勝利し、明日の5回戦へ勝ち上がった。

 

カットの加藤を破った早田は、序盤こそややミスが多かったものの、「4ゲーム目から相手のサービスにも慣れて、戦術を組み立ててプレーできたし、会場やボールにも合うようになってきた」と試合後にコメントした。パリ五輪で傷めた左腕の状態は「何%まで戻ってきているかはわからない」としながらも、「まずは全日本卓球の舞台に戻れたことがうれしい。ファンも望んでくれていたと思う」と笑顔で語った。

 

対カットの強さは折り紙付きの早田、1ゲームを落とすも危なげないプレー

 

大きな花のデザインが印象的なユニフォームは、早田を二人三脚で指導した「大輔先生(石田大輔コーチ)」がデザインしたもの。「大舞台で花を咲かせられたというコンセプトで、桜をあしらっています」(早田)。全日本の舞台でも、ひと足早く満開の桜を咲かせたい。

 

桜が満開のオリジナルユニフォーム、勝利の瞬間「ひなスマイル」も満開

 

一方、伊藤は3ゲームを先取しながらも、5・6ゲーム目を落としてやや苦しい試合になった。「初めて対戦する相手で、1ゲーム目や3ゲーム目も挽回して取った。1本取るのに結構考えて、少し考えすぎた部分もある」と試合後のコメント。杉渕の回転量の多いバックハンドにミスが出る場面もあったが、6ゲーム目はしっかり締めた。

 

「4ゲーム目からは相手も開き直ってきて、逆にこちらは『変えなきゃ』と思いながらプレーしていて、ボールが思うように入らなかった部分もある。でも最後の接戦で大事な一本で得点できたし、克服することができたと思います」(伊藤)

 

早田の5回戦の対戦相手は面手凛(山陽学園高)、伊藤は麻生麗名(日本生命)と対戦する。

 

持ち味の多彩な攻守を見せた伊藤、最後はしっかり締めた

 


 

3スタープレミアムクリーンは2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)の使用球です。