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第31回国公立大学代表団が、2月24日~3月8日にかけてドイツのグレンツァオ、デュッセルドルフに遠征し、かけがえのない経験を積んだ。
団長を務めた髙屋竣大さんの遠征リポートを紹介する(一部抜粋)。
「遠征前半はデュッセルドルフにて、主にMicheal Kalaitzidis氏の指導の下練習を行いました。練習内容としては、フォアバックや、台上、サーブレシーブなどが偏らないよう幅広い練習メニューが指定されていました。
指導内容としては、ラケットを台から下げない、前陣のフォアハンドは体を使い過ぎずに速い打点で、バックハンドは手首を使い過ぎない、などを指導されていた選手が多い印象でした。
ウォームアップや練習の終わりにはゲーム性のあるプログラムも多く用意されており、楽しく練習に取り組んでいました。
3日目にはケルン観光とブンデスリーガ観戦をすることができました。
ケルン市街はカーニバルが開催されており、仮装してお酒を飲む人や、演奏しながら練り歩く人であふれていました。
普段では体験できない海外のお祭りの雰囲気を皆楽しんでいました。
さらにその夜にはブンデスリーガの観戦に招待していただきました。
残念ながら今シーズンで引退のティモ・ボル選手の出場は有りませんでしたが、チウ・ダン選手やオフチャロフ選手、シェルベリ選手やフィルス選手などのトップ選手のプレーを間近で見ることができ、さらにはサインを貰い写真をとることもできたため、学生たちはとても興奮した様子でした。非常に良い経験になったと思います。
今回の遠征では3/1~2に練習場が取れなかったため、ハイデルベルグとフランクフルトの観光を行いました。
遠征後半は、グレンツァオにて主にAnton Stefko氏の指導の下練習を行いました。
こちらのクラブでは、ストレートを意識した練習や、お互いにドライブを掛け合う練習、フットワーク練習が特長的でした。
指導内容としては、上体が浮かないようにすること、足を動かすこと、回転をかけることなどの指導が多く感じました。
練習場は1日中自由に使えるため、選手たちは自主練として個別に教えあったり、ゲーム練習を繰り返したりなど、練習に励んでいました。
今回の遠征では観光の日程がやや多く、前半は物足りなそうな選手が多かったですが、練習場が使い放題のグレンツァオのお陰もあり、練習も観光もできて結果的には満足度の高い遠征になったかと思います。
今回の遠征で得た繋がりや経験をもとに、国公立大学卓球がより盛り上がることを祈っております。
最後になりますが、国公立大学卓球連盟の皆様、今回の遠征をサポートしていただいた現地のクラブの皆様に心より御礼を申し上げます」
(第31回海外遠征団長 東北大学OB 髙屋竣大)
▼スケジュール
2/24 説明会、出国(成田空港→アブダビ空港→デュッセルドルフ空港)
2/25 デュッセルドルフ空港到着、デュッセルドルフでトレーニング
2/26 デュッセルドルフでトレーニング
2/27 デュッセルドルフでトレーニング、ケルン観光、ブンデスリーガ観戦
2/28 デュッセルドルフでトレーニング、ハイデルベルグへ移動
3/1 ハイデルベルグ観光、フランクフルトへ移動
3/2 フランクフルト観光、グレンツァオへ移動
3/3~6 グレンツァオでトレーニング
3/7 フランクフルト空港へ移動、出国(フランクフルト空港→アブダビ空港→成田空港)
3/8 帰国、解散
▼遠征メンバー
■団長 髙屋竣大(東北大学OB)
■男子選手 千葉朝陽(高知工科大学2年)、井上晴貴(京都大学2年)、岩田朋弥(埼玉大学2年)、大恵健人(徳島大学2年)、矢田幹太郎(九州大学2年)、長壁俊弥(新潟大学2年)、本坊啓史朗(東京科学大学2年)、松島一史(九州大学2年)、松本琉我(広島大学2年)、鈴木慎也(千葉大学3年)、田川実樹(東京大学2年)
■女子選手 大里心愛(広島大学1年)、神谷桜子(東京大学3年)、中田侑里(横浜国立大学3年)、松本えりあ(神戸大学2年)