【世界ジュニア】日本男子、チャイニーズタイペイを下して決勝進出！

●男子団体準決勝
〈日本　3ｰ1　チャイニーズタイペイ〉
田中　−9、7、−7、10、−8　黎シン陽○
○宇田　3、8、−8、6　馮翊新
○戸上　2、−9、5、7　戴茗葦
○宇田　14、ｰ8、ｰ8、7、10　黎シン陽

〈中国　3−0　フランス〉
○徐英彬　11、8、6　ド・ノドレスト
○于何一　14、−7、4、9　ベルトラン
○向鵬　9、−11、−9、3、7　ランベール

日本男子、チャイニーズタイペイに3ｰ1で勝利！
先にフランスに勝利していた、中国が待つ決勝へ駒を進めた！

日本はチャイニーズタイペイの黎シン陽に苦しめられた。トップで田中を破った黎シン陽は、日本選手のプレーに対する読みが抜群、スイングスピードの速さも抜群。チキータやループドライブに対する強烈なカウンターは息をのむほどの威力だった。サービス・レシーブも正確で、3球目ストップで待ちを外したり、バックハンドからフォアの強打につなげるうまさもある。これまでも代表選手として国際大会に出場していたが、今後は一気に伸びてきそうだ。

しかし、日本は宇田が2勝をあげ、このピンチを救った。2ｰ1で迎えた4番では、最終ゲームに6ｰ1のリード、さらに10ｰ8のリードから10ｰ10に追いつかれる展開だったが、ここで黎シン陽の後陣でのしのぎを打ち抜いて11ｰ10、3回目のマッチポイント。最後はそれまで多用していたストップではなく、思い切ってチキータで勝負し、黎シン陽のカウンターのミスを誘った。苦心の勝利だった。

★試合後の宇田幸矢のコメント
「4番でゲームオールジュースで負けると相手チームの流れになるし、5番で確実に勝てるかどうかはわからない。自分が4番で勝ち抜くと強く思っていたので、勝った時はうれしかったです。
中国戦は今良い流れで来ていて調子も良いし、アジアジュニアでは今大会エース格で起用されている徐英彬に、負けたけど3ｰ4で競ることができた。チャンスは十分あると思うので、優勝目指して頑張りたい」