木村光歩、強敵を破り「すごく調子が良かったです」

女子シングルス1回戦で、前回大会ベスト16のトリゴロス（ベラルーシ）に快勝した木村光歩。試合後、「昨日3試合やって、会場の雰囲気や台の弾みにも慣れてきて、すごく調子が良かったです」とコメント。プレーへの自信を深めた様子だ。

「相手は自分より格上の選手なので、思い切っていこうと最初から強気で攻めていきました。今日の相手（トリゴロス）はビデオで映像を見て、山梨コーチにサービス・レシーブの対策をしていただいたのがすごく良かったです。その成果が出たと思います。山梨さんのアドバイスはすごく参考になりますね。同じ異質（バック表）なので、相手が嫌がる緩急やミドル攻めなどを細かくアドバイスしてもらえます。

次の相手は、また同じヨーロッパ系の選手なので、自分のラバーを生かして強気で攻めていきたい。ヨーロッパの選手はやりやすいですね。シングルスはすごく厳しいドローですけど、自分の力を出し切ってメダルを獲りたいです」（木村）

国際大会での経験はそれほど多くない木村だが、それだけ相手にとっても情報が少ないということ。ヨーロッパのみならず、アジアにもそうはいない個性的な異質スタイルで、旋風を巻き起こすか？