日本女子、会心のゲームで韓国を破り、決勝進出！

●女子団体準決勝
〈日本　3－0　韓国〉
○加藤　5、4、4　金裕珍
○木原　7、－8、7、－6、5　金智淏
○長﨑　4、－9、3、10　シン・ユビン

〈中国　3－0　ルーマニア〉
○孫穎莎　3、6、6　ディアコヌ
○王曼昱　4、18、3　ドラゴマン
○石洵瑶　2、5、10　プライアン

日本女子、韓国を3−0のストレートで下して決勝進出！
明日の決勝で中国との頂上対決だ。

日本はトップ加藤が、カットの金裕珍に完勝して一気に流れを引き寄せた。「金裕珍はかなり警戒していたんですけど、加藤がこの1年くらいで飛躍的にカット打ちがうまくなった。本人もカット打ちという課題を克服するために努力していたし、今回はトップで良い流れを作ってくれた。その流れに乗って木原と長﨑もプレーできたと思います」と試合後の渡邊隆司監督。スウェーデンオープンでハン・イン（ドイツ）に勝っている加藤にしてみれば、余裕を持って戦える相手だった。

2番木原は金智淏とゲームオールまで競り合ったが、最終ゲームは3−1、5−2、8−3と一気にリードを広げて勝負あり。バック表ソフトの変化で得点を重ねた。3番長﨑は、スウェーデンオープンで4−0で勝利しているシン・ユビンに対し、1ゲームを落としたものの、要所を締めた。

「中国戦は、相手はすごく強い選手ですけど、絶対勝つんだという気持ちを持って、自信を持って頑張りたい」と試合後にコメントした加藤。決勝の中国戦でも活躍に期待がかかる。