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●男子団体準決勝
〈日本 3−2 韓国〉
田中 −8、−1、8、10、−5 安宰賢○
○木造 7、5、6 パク・ホギュン
○髙見 8、9、12 クァク・ユビン
木造 8、−6、−11、−7 安宰賢○
○田中 −12、12、−9、9、5 パク・ホギュン
〈中国 3−0 ルーマニア〉
○薛飛 8、9、13 プレテア
○王楚欽 5、4、3 シポシュ
○徐海東 −9、6、6、3 オプレア
日本男子、韓国を破って決勝進出!!
夜の20時スタートのこの試合、ラスト田中が勝利した時、時計の針は23時9分を指していた。
前半で安宰賢と木造、両チームのエースが1勝ずつ取り合う中、まず貴重な勝利を挙げたのは3番髙見。準々決勝のフランス戦では逆転負けを喫したが、左腕のクァク・ユビンに対し、チャンスボールはキレのある両ハンドドライブで仕掛け、強打が難しいボールは回転をかけてミスを誘って、常に主導権を握り続けた。3ゲーム目は5回目のマッチポイントで勝利を決めた。
日本、このまま4番木造で決めたかったが、安宰賢とのエース対決は3ゲーム目に6−2のリードから逆転されたのが響き、1−3で惜敗。勝負の行方はラスト田中に託された。
田中は非常に苦しい試合展開。相手のパク・ホギュンにネットインやエッジでのラッキーポイントが多く、3ゲーム目の9−10の場面でも、大きく飛びついたパクのドライブが田中のコートをかすめる。エッジかサイドか微妙な判定で、田㔟監督もサイドを主張したが認められず。4ゲーム目も不運なポイントが続いて、5−9まで離されたが、パクも相当ナーバスになっていた。8−9で韓国ベンチがタイムアウトを取ったが、次の一本はパクのサービスミス。田中が6点連取で一気に逆転し、最終ゲームは5−0、9−4とリードを広げて、11−5で熱戦に終止符を打った。
もう一方の準決勝、中国対ルーマニアは、中国が薛飛と王楚欽の2点起用、3番徐海東という不動のオーダーで臨み、勢いに乗るルーマニアを完封。決勝は今年も、日本対中国の頂上決戦だ。