全日本　女子シングルス6回戦　試合後コメント

伊藤美誠(スターツ) 4(7,5,8,-13,7)1 前田美優(日本生命)

前田コメント

「フォア前のレシーブが多彩なので、そこを封じるためにバック中心にサービスを出しましたが、そこも最後は待たれてしまった。去年は16に入れず悔しい思いをして、今回は目標の伊藤選手までいくできたけれど、いいプレーができずレベルの差を感じた」

芝田沙季(ミキハウス) 4(10,4,9,6)0 庄司有貴(中国電力)

庄司コメント

「昨年の国体でも敗れているので、向かっていく気持ちだけだった。他の選手と違って、カット打ちの打点が下がらず、苦しい展開だった。バックサイドからの打球コースが読みづらい選手なので、フォアに集めて変化をつけて攻撃に結び付けようとしたが、ドライブに変化をつけられて、入れるのが精いっぱいで自分のプレーにつながらなかった」

木原美悠(JOCエリートアカデミー) 4(7,7,4,9)0 出澤杏佳(大成女子高)

出澤コメント

「木原選手とは、合宿で練習してもらうことがありますが、打ち込まれてとれず、今日のような展開になってしまいます。平野選手は五輪代表選手なので、試合が出来るだけでもいい経験になると思っていた。だから気持ち的にもやりやすかった。木原選手のように弾くタイプではなくドライブ型の選手なので、その面でもやりやすさを感じた。ジュニアでは勝ちたいという気持ちが強すぎてしまった。しかし、そのおかげで、一般では吹っ切ることができた」

小塩遥菜(JOCエリートアカデミー) 4(9,9,-6,8,-4,11)2 安藤みなみ(十六銀行)

安藤コメント

「1ゲーム目行き過ぎてミスが出たが、途中で修正が出来た。最後に受け身になったのがよくなかった。相手がいろいろ仕掛けて攻撃してくるのに対して、自分が攻撃マンで攻めなければいけないのに、相手の誘いに引っかからないように受け身になるプレーがまずかった。前回ベスト8で、ここで負けたのは悔しい」

佐藤瞳(ミキハウス) 4(7,9,6,6)0 田中千秋(豊田自動織機)

田中コメント

「去年も8決定で対戦、チラシ過ぎて失敗したので、今回はフォアに集めてみた。狙いは良かったが、コースを変えた後の展開プランが不足していた。前よりスマッシュは良くなっているが、それが佐藤さんに効くところまでは届いていない。宋選手には勝ったことがなかったので、勝ってランクに入ったことは自信になった」

早田ひな(日本生命) 4(7,4,-9,3,2)1 加藤千秋(十六銀行)

加藤コメント

「前半はコースも予想出来ていて、とれそうな感じではあったが、1ゲームを取ってからは、いろいろなコースに打たれ始めて、何も待てなくなった。頑張って強く打っても倍返しされて、これが世界レベルなんだと感じた。ただ初のランク入りはすごく嬉しい。全日本はみんなが賭けてくる大会。いい試合をして楽しもうと思って臨んだことがよかったと思う」