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2020.06.26

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木造選手&髙見選手に聞いた!バイオリン&アコースティック インプレッション~前編(2019年2月号から)

  • 「引っかけて打つ」タイプの木造勇人選手

  • 「当てて弾いて打つ」タイプの髙見真己選手

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。


 

トップ選手も愛用し、Nittaku製品の中でも人気の高いラケット、アコースティックシリーズとバイオリンシリーズを愛知工業大学のツートップ木造勇人選手・髙見真己選手が打ち比べ!ラケット選びに迷っている人、必見です!
※情報は2018年12月当時

 

木造選手&髙見選手に聞いた!

バイオリン&アコースティック インプレッション

 

バイオリンカーボンインナーが2018年9月に発売され、バイオリンとアコースティックのシリーズにそれぞれ「5枚合板」、「アウターカーボン」、「インナーカーボン」の3種類のラケットがそろった。

自分に適したラケットを見つけるのはなかなか難しい。

「木材」がいいのか…。はたまた弾みのいい「カーボン(アウター)」がいいのか。それでは飛びすぎるから「カーボンインナー」がいいのか…。そもそもどんな違いが…?

今回は、愛工大の大物ルーキーでニッタク契約の木造・髙見選手に6種類のラケットを打ち比べてもらった。

台上処理も攻撃も「引っかけて打つ」木造選手と、「当てて弾いて打つ」髙見選手の感想は両極端。両選手のタイプを参考にラケットを選んでみよう!

※使用ラバー:ファスタークG-1特厚、キョウヒョウプロ3ターボオレンジ特厚

 

バイオリンとアコースティックの特徴

バイオリン

アコースティックよりも硬く、しなり・ねばりがあるため、独特な「しなり」と「打球感の心地よさ」を感じる

 

アコースティック

しなりのあるバイオリンに比べるとそこまでしなりがない。戦型に関係なく使いやすいスタンダードなラケット

 


 

木材(5枚合板)

バイオリン

 

アコースティック

 

共通の感想

・安定感がある

・下がって引っかけたり、下回転をドライブするときにパワーがないと落ちてしまうかも

 

木造選手タイプ

・台上処理は引っかかりやすく安定していてコントロールしやすい

 

高見選手タイプ

・球を持たない分、スマッシュがやりやすい

 

こんな人にオススメ

強く当てた時に重くていいボールが出るため、パワーがあって溜めてしっかり打つ人が使用すれば、かなりの威力を発揮する

 


 

アウター 5枚合板+FEカーボン

 

バイオリンカーボン

 

アコースティックカーボン

 

共通の感想

・打球感がいい

・直線的なボールが出る

・球離れが早い

 

木造選手タイプ

・球離れが早いため、コントロールが難しいので台上処理に不安がある

・ラリーや攻撃に自信があって、台上技術にこだわりのない人にいい

・下回転が切れていると負けてしまう

 

髙見選手タイプ

・球離れが早いため弾きやすい

・チキータなど台上処理はアウターがダントツでやりやすい

・相手のボールを利用しやすく、カウンターがやりやすい

 

こんな人にオススメ

・当てたり弾いたりして打つ人

・回転よりもスピードを求める人

 

 

後編は6/29に配信!インナーのインプレッションや木造・髙見選手のラケットのこだわりを紹介します!