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前回に続き、ボールを使ったトレーニングです。
たくしょーコーチ直伝!
ひとりでできる!家でもできる!
ちょこっと上達法!
あなたはどんな選手になりたいですか?
上達するためには、卓球台についてボールを打ち合うだけでなく、一見関係のなさそうなことでも「意味」と「目的」を持って臨むことで、あなたのなりたい自分に一歩近づくことができます。
最初に、「今の自分」と「なりたい自分」を書き出したと思います。何が足りなくて、何が必要でしたか?
ここで紹介していくのは、その目標達成にちょこっと役立つサプリメント的な上達法です。
これまで、様々なひとりでもできるボールのトレーニング法を紹介してきました。
今回は、それらを駆使しながら、仲間と一緒にチャレンジしてみましょう!
Vol.3 ボールでちょこっとトレーニング④
【初中級】ボールつきしりとり
●方法
・2、3人で輪になり、1つのボールを使ってボールつきをしながら、しりとりをする
・答えるのと同時にボールをパスし、それを繰り返す
・考えている最中は、ボールは何度ついてもOK。1回で答えてパスしてもOK
・まずはしりとりなしでボールを2、3回ついてパスを出し合ってみよう
・慣れてきたらボールつきの回数を5回までに制限してみよう
●所要時間
・5分間 慣れてきたら回数制限で難易度を上げていこう
●効果
・ボールつきをしながら頭を使うことで、ラリー中の頭の回転の速さや判断力を養う
・慣れるまでは焦りが生じ、力んだり冷静さを失いがちだが、その状況下で相手に優しくパスをするというメンタルの強化と、力加減の調整力アップ
★たくしょーコーチからヒトコト!
1回で答えてパスしたり、高めについて時間稼ぎをしたりして、駆け引きを楽しもう!
【中級】ボールつきじゃんけん&あっち向いてホイ
●方法
・2人1組になって向き合い、お互いにボールつきをしながらフリーハンドで「じゃんけん&あっち向いてホイ」をする
・ボールつきは自分なりに安定して続けられる高さで、じゃんけんは相手に見えるようにハッキリと!
・勝った人は、あっち向いてホイのジェスチャーもハッキリと、負けた人は上下左右のいずれかの方向にハッキリと向く
・じゃんけんとあっち向いてホイをするときは、ボールを凝視せず、広い視野でボールつきをする
・ボールつきでは難しすぎれば、ボール乗せでもOK
・相手と向き合った状態でボールつきを始め、お互いに声を掛け合うこと
●所要時間
・3分間
●効果
・相手の全体や手の動きを観ながら(把握しながら)行うことで、広い視野でラリーをする能力が身につく
・フリーハンドへの意識が高まる
卓球は「心技体智」の総合力が求められる競技。以下は、紹介する種目で鍛えられる要素をアイコン化したものです。
将来有望の3選手が実演する今回の上達法の連動動画はこちらから↓↓↓
ほっこり動画に思わず微笑んでしまいました!
皆さんも楽しくチャレンジしてみてください!編集(M)
新井卓将(あらい・たくしょー)
丸子橋卓球スタジオ代表監督を務める傍ら、パラ卓球(肢体不自由者)日本代表監督として、東京パラリンピックに向けて世界をかけめぐる。また、ピンポンパフォーマーとしてイベント、TVに多数出演し卓球の普及に貢献
モデル
・新井和夏葉選手(湘南工大附高校2年)平成30年度全日本選手権大会ジュニアの部 ベスト16
・伊藤礼博選手(安田学園高校2年)2019度全日本選手権大会ジュニアの部 ベスト16
・五十嵐のぞみ選手(丸子橋卓球スタジオ/小学6年)2019年度全日本選手権大会ホープス神奈川県代表