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2021.07.26

#RESULTS

東京2020五輪 男女単 石川と張本が初戦を突破

  • 少しヒヤリとした場面もあったが、さすが石川。意地を見せた

  • 思い切のいいフォアハンドカウンターが決まっていたパラナン

  • 際どいコースへの攻撃で翻弄した張本。

  • 台から離れたプレーだけでなく、前陣の連続攻撃も光った林兆恒

  • P.ゾルヤを破ったチャン・モー。明日は第1シードの陳夢(中国)と対戦

  • 接戦をものにできず初戦敗退となったP.ゾルヤ

  • 波に乗るヨルジッチ。明日は張本と対戦する

  • まさかの初戦敗退となったピッチフォード

東京2020オリンピック第3日はシングルスからスタート。

3回戦には、石川佳純と張本智和が登場。

石川はパラナン(タイ)と対戦。立ち上がりから少し硬さが見られた石川。前回の初戦敗退の嫌なイメージもあっただろうか。第1ゲームを先取したが、パラナンの緩急をつけたバックドライブと思い切りのいいフォア強打に苦しみ2対2と並ぶ。しかし、最後は石川が積極的なフォアハンド攻撃と気迫のプレーで主導権を握り、4対2で初戦を突破した。明日の4回戦では、ポルカノバ(オーストリア)と対戦する。パラナンと同様、サウスポーのため、それが吉と出るか。

一方、張本も4対2と接戦。林兆恒(中国香港)のリーチを活かした威力のある両ハンド攻撃に圧倒されたが、堅実な台上プレー、バック対バックの安定感が光った張本に軍配が上がった。

また、女子シングルスではシードのP.ゾルヤ(ドイツ)がチャン・モーに接戦末に敗退。昨日の混合ダブルス準々決勝が響いたか。

男子では、張本の好敵手ピッチフォード(イギリス)が敗れた。勝ち上がってきたのは、ヨルジッチ(スロベニア)。2回戦では、ロブレス(スペイン)にフルゲームで勝利するなど勢いづいている。張本はその勢いを止められるか。明日の4回戦に期待。

(写真提供:ITTF)

 

【男子シングルス】

▼2回戦

O.アサル(エジプト) 4(13,6,4,-6,-8,-9,4)3 コウ・レイ(ウクライナ)

ワン・ヤン(スロバキア) 4(4,4,3,3)0 パウエル(オーストラリア)

スカチコフ(ROC) 4(9,-9,9,-0,7,4)2 ジャー(アメリカ)

グロート(デンマーク) 4(10,10,4,-3,10)1 マヨロシュ(ハンガリー)

トキッチ(スロベニア) 4(9,8,9,10)0 プツァル(クロアチア)

カマル(インド) 4(-2,8,5,-9,6,9)2 アポロニア(ポルトガル)

▼3回戦

張本智和(日本) 4(9,11,-8,10,10)1 林兆恒(中国香港)

ヨルジッチ 4(8,-7,10,-11,9,10)2 ピッチフォード(イギリス)

張禹珍(韓国) 4(-7,10,8,8,7)1 ドリンコール(イギリス)

フレイタス(ポルトガル) 4(7,-3,7,6,-11,-2,3)3 ハベゾーン(オーストリア)

荘智淵(チャイニーズタイペイ) 4(-9,5,2,2,8)1 黄鎮廷(中国香港)

ボル(ドイツ) 4(-7,6,7,2,1)1 ゲラシメンコ(カザフスタン)

 

【女子シングルス】

▼2回戦

ユ・フ(ポルトガル) 4(3,3,5,5)0 ムカルジ(インド)

ヤン・シャオシン(モナコ) 4(3,-6,5,4,0)1 トリフォノバ(ブルガリア)

レイ・ジャンファン(オーストリア) 4(7,6,-5,-10,4,4)2 リー・チェン(ポーランド)

リュウ・ジャ(オーストリア) 4(-8,-7,8,5,6,-8,5)3 ミハイロワ(ROC)

リリー・チャン(アメリカ) 4(-13,2,2,8,6)1 エデム(ナイジェリア)

リュウ・ジュエン(アメリカ) 4(9,6,9,7)0 バラゾバ(スロバキア)

▼3回戦

石川佳純(日本) 4(5,-5,4,-6,4,8)2 パラナン(タイ)

陳夢(中国) 4(3,6,2,7)0 モレ(スイス)

サウェータブット(タイ) 4(7,6,-4,8,2)1 サマラ(ルーマニア)

ポルカノバ(オーストリア) 4(8,2,5,7)0 バトラ(インド)

チャン・モー(カナダ) 4(7,5,-9,6,-6,-8,3)3 P.ゾルヤ

馮天薇(シンガポール) 4(-8,10,5,2,4)1 シャオ・マリア(スペイン)