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東京2020オリンピック第3日はシングルスからスタート。
3回戦には、石川佳純と張本智和が登場。
石川はパラナン(タイ)と対戦。立ち上がりから少し硬さが見られた石川。前回の初戦敗退の嫌なイメージもあっただろうか。第1ゲームを先取したが、パラナンの緩急をつけたバックドライブと思い切りのいいフォア強打に苦しみ2対2と並ぶ。しかし、最後は石川が積極的なフォアハンド攻撃と気迫のプレーで主導権を握り、4対2で初戦を突破した。明日の4回戦では、ポルカノバ(オーストリア)と対戦する。パラナンと同様、サウスポーのため、それが吉と出るか。
一方、張本も4対2と接戦。林兆恒(中国香港)のリーチを活かした威力のある両ハンド攻撃に圧倒されたが、堅実な台上プレー、バック対バックの安定感が光った張本に軍配が上がった。
また、女子シングルスではシードのP.ゾルヤ(ドイツ)がチャン・モーに接戦末に敗退。昨日の混合ダブルス準々決勝が響いたか。
男子では、張本の好敵手ピッチフォード(イギリス)が敗れた。勝ち上がってきたのは、ヨルジッチ(スロベニア)。2回戦では、ロブレス(スペイン)にフルゲームで勝利するなど勢いづいている。張本はその勢いを止められるか。明日の4回戦に期待。
(写真提供:ITTF)
【男子シングルス】
▼2回戦
O.アサル(エジプト) 4(13,6,4,-6,-8,-9,4)3 コウ・レイ(ウクライナ)
ワン・ヤン(スロバキア) 4(4,4,3,3)0 パウエル(オーストラリア)
スカチコフ(ROC) 4(9,-9,9,-0,7,4)2 ジャー(アメリカ)
グロート(デンマーク) 4(10,10,4,-3,10)1 マヨロシュ(ハンガリー)
トキッチ(スロベニア) 4(9,8,9,10)0 プツァル(クロアチア)
カマル(インド) 4(-2,8,5,-9,6,9)2 アポロニア(ポルトガル)
▼3回戦
張本智和(日本) 4(9,11,-8,10,10)1 林兆恒(中国香港)
ヨルジッチ 4(8,-7,10,-11,9,10)2 ピッチフォード(イギリス)
張禹珍(韓国) 4(-7,10,8,8,7)1 ドリンコール(イギリス)
フレイタス(ポルトガル) 4(7,-3,7,6,-11,-2,3)3 ハベゾーン(オーストリア)
荘智淵(チャイニーズタイペイ) 4(-9,5,2,2,8)1 黄鎮廷(中国香港)
ボル(ドイツ) 4(-7,6,7,2,1)1 ゲラシメンコ(カザフスタン)
【女子シングルス】
▼2回戦
ユ・フ(ポルトガル) 4(3,3,5,5)0 ムカルジ(インド)
ヤン・シャオシン(モナコ) 4(3,-6,5,4,0)1 トリフォノバ(ブルガリア)
レイ・ジャンファン(オーストリア) 4(7,6,-5,-10,4,4)2 リー・チェン(ポーランド)
リュウ・ジャ(オーストリア) 4(-8,-7,8,5,6,-8,5)3 ミハイロワ(ROC)
リリー・チャン(アメリカ) 4(-13,2,2,8,6)1 エデム(ナイジェリア)
リュウ・ジュエン(アメリカ) 4(9,6,9,7)0 バラゾバ(スロバキア)
▼3回戦
石川佳純(日本) 4(5,-5,4,-6,4,8)2 パラナン(タイ)
陳夢(中国) 4(3,6,2,7)0 モレ(スイス)
サウェータブット(タイ) 4(7,6,-4,8,2)1 サマラ(ルーマニア)
ポルカノバ(オーストリア) 4(8,2,5,7)0 バトラ(インド)
チャン・モー(カナダ) 4(7,5,-9,6,-6,-8,3)3 P.ゾルヤ
馮天薇(シンガポール) 4(-8,10,5,2,4)1 シャオ・マリア(スペイン)