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2021世界卓球選手権ヒューストン大会が、11月23~29日まで、ジョージ・R・ブラウン・コンベンションセンター(テキサス州・アメリカ)で行われる。初のアメリカ大陸での開催であり、また ピンポン外交50周年という歴史的な意味を持つ大会となる。
ヒューストン大会で行われるは男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計5種目。シングルスの出場枠は128、ダブルスは64と設けられており、同大会には58協会282名の選手が出場する。
男子シングルスでは世界選手権3連覇中の馬龍(中国)がエントリーしなかったため(引退するわけではない、と本人はコメント)、優勝争いに注目が集まる。上位進出候補としては、東京五輪銀メダル、世界選手権シングルスで悲願の金メダルを狙う樊振東(中国)、前回大会で樊に勝利しベスト4入りを果たした梁靖崑(中国)、安宰賢(大韓民国)、ボル(ドイツ)らの有力者が上がり、日本選手では、東京五輪を経験し成長した張本智和、気持ちを前面に出す森薗政崇、五輪代表の丹羽孝希らが上位進出を狙う。
果たして結果は…。
男子ダブルスの優勝争いもやはり中国勢抜きでは語れない。前回のブダペスト大会優勝ペアは出場していないが、スペイン・ルーマニアのロブレス・イオニクスの国際ペアで活躍した準優勝ペアは出場している。ダブルスで上位進出するためには、豊富な練習量の他、2人の「コンビネーション」が求められる。前回大会からペアリングを変えているペアも少なくない同大会では、出場選手全員にメダルのチャンスがあると言える。ぜひ注目したい。
▲悲願であるシングルス優勝を狙う樊振東
▲前回大会では樊に勝利し、ベスト4入りを果たした梁靖崑
▲圧倒的な攻撃力で前回大会3位の安宰賢
▲日本男子シングルスにメダルをもたらしたい張本
▲前回大会にも出場していた梁靖崑・林高遠(中国)
▲前回大会で銀メダルを獲得したロブレス(左から2番目)・イオニクス(右から2番目)