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日本男子がやりました!
日本男子にとってグループリーグ最大の山場となる、中国香港との対戦。
日本はこれまで通り、戸上隼輔、張本智和、及川瑞基の3選手を起用するオーダー(XYZの順番)。
トップで戸上隼輔が、相手のエース・黃鎮廷と接戦を演じるが敗れてしまう。しかし簡単に敗れなかった戸上の敗戦が、この後の戦いに大きく影響することに。
2番の張本智和は、1本目から気合い十分。ボールを上から叩く威力のある攻撃で相手にペースを譲らず勝利をする。
そして最大の見せ場となった及川瑞基。1ゲーム目を落としてしまう。2ゲーム目こそ奪うが、3ゲーム目も落とす。なんとか4ゲーム目を奪うが、5ゲーム目は1-5とチェンジコート。ここで相手のNG Pak Namが、勝利を意識したのか少し硬くなりはじめ、ジリジリと及川が点差を詰めるが、8-10とマッチポイントを握られてしまう。勝負あったかと思われたが、及川が「泥臭く」プレーし10-10。最後はネットとなったが、根性で勝利を収める。
こうなれば日本のペース。黃鎮廷は戸上との試合で疲弊したのか、1試合目ほど勢いが感じられない。張本が一方的に攻撃を仕掛け勝利し、日本が無敗をキープした。
「昨日あまりにも不甲斐ない試合をしてしまい、張本、チームに迷惑をかけてしまいました。昨日の試合を反省して、今日は絶対に勝ちたい気持ちでプレーしました。昨日チームが勝ったのですが、自分は落ち込んでいました。しかしリーグ戦ですので試合は続きます。落ち込んでいてはチームに迷惑をかけると思っていました。フレッシュな気持ちで挑むのが大事だと思い、今日の朝に対戦相手のビデオを見ました。初対戦だったので、ゲームを通じて相手のプレーがわかってきた感じです。ゲームオールとなり、1-5でチェンジコート『今日もこのまま負けてしまうのかな』と思いましたが、そこから思い切ってできたと思います。自分の良さ、泥臭さが出せたと思います。
今日の練習の1時間前にラケットを反転して試合をしよう、と決めました。ちょっとしたことなので影響しているかわかりませんが、昨日はキャリーケースで会場に来たのですが、リュックにしたり、髪の毛をスタイリングしてたんですけど、今日はしなかった、など、流れを変えるために違う事をしました」と及川。
日本 3-1 中国香港
戸上隼輔 0(-11,-4,-6)3 黃鎮廷
張本智和 3(5,7,4)0 林兆恒
及川瑞基 3(-5,7,-7,5,10)2 呉柏男
張本智和 3(4,9,3)0 黃鎮廷