女子シングルスは中国が表彰台を独占　WTTカップファイナルズ

男子シングルス優勝　王楚欽(中国)
男子シングルス準優勝　準優勝　張本智和
男子シングルス3位　馬龍(中国)
男子シングルス3位　オフチャロフ(ドイツ)
女子シングルス優勝　優勝　孫穎莎(中国)
女子シングルス準優勝　陳夢(中国)
女子シングルス3位　王芸迪(中国)
女子シングルス3位　王曼昱(中国)

WTTカップファイナルズは、10月27～30日まで中国・河南省で開催された。

日本からは男子1名、女子3名が参加し、男子シングルスで張本智和が準優勝。女子シングルスは伊藤美誠、石川佳純がそれぞれベスト8に入った。

【男子シングルス】

男子シングルス決勝は、王楚欽(中国)と張本の対戦となった。

1ゲーム目、出足からエンジンをかけた張本が先取したが、2ゲーム目から張本がリードした場面も落ち着いて確実に得点を重ねた王楚欽が3ゲームを連取する。後がない張本は、果敢に攻撃を繰り出し5ゲーム目を取り返すも、最後は打点の早いバックハンドで張本を台から下げて押し切った王楚欽が勝利。王楚欽は世界選手権での敗戦を晴らすかのようなプレーで優勝を飾った。

3位には馬龍(中国)とオフチャロフ(ドイツ)が入った。

男子シングルス決勝

王楚欽 4(-8,8,9,8,-8,7)2 張本智和

【女子シングルス】

女子シングルスの決勝は、孫穎莎(中国)と陳夢(中国)の対戦となった。

1ゲーム目、序盤に点差を離した陳夢がそのまま先取するも、2ゲーム目から孫穎莎がスピーディーなラリー戦を仕掛けて陳夢を押し切り3ゲーム連取。孫穎莎が王手をかけたが、陳夢が徐々にラリーに対応していき、パワー溢れる両ハンドと的確なコース取りで5、6ゲーム目を取り返し、勝負は最終ゲームへ。

最終ゲームもハイレベルなラリーが続き、一進一退の攻防となったが、最後は孫穎莎の突き刺さるようなフォアカウンターが決まり、フルゲームの末、勝利。WTTチャンピオンズから2大会連続で優勝を飾った。

3位には王曼昱(中国)と王芸迪(中国)が入り、中国が表彰台を独占した。

女子シングルス決勝

孫穎莎 4(-4,4,8,10,-6,-10,10)3 陳夢

各種目の入賞者

【男子シングルス】