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第33回ITTF-ATTUアジアカップ2022、男女決勝戦が11月19日に行われた。
女子シングルス決勝は、王芸迪(中国)と伊藤美誠が対戦。1ゲーム目は伊藤、2ゲーム目は王が取り、3ゲーム目は苦しい展開となるが、伊藤が押し切り2-1とリードをする。4ゲーム目も伊藤の打点の早いバックハンド、変化のわかりずらいサービスが効果的に決まりリードをするが、王も負けじと打点の早いバックハンドをコーナーに決めて伊藤のミスを誘い、このゲームを逆転する。2-2となった5ゲーム目以降は、王が早さと回転量のあるフォアハンドで伊藤を揺さぶり勝利。絶対に負けられない大会でプレッシャーがかかったが意地をみせた。
▲3位のバトラ、優勝の王、2位の伊藤
▲バックハンドの攻撃とフォアハンドスマッシュが冴えた伊藤美誠
▲早田ひな、は悔しい4位
▲大会使用球の「3スタープレミアムクリーン」を手にする王芸迪
男子シングルスは、張本智和(日本)と林鐘勲(KOR)が対戦。林は王楚欽(中国)、宇田幸矢(日本)を下すなど好調なプレーでこれまで勝ち上がっていた。
試合は、張本が1ゲーム目を先取するが、2ゲーム目を落とす。3ゲーム目は張本がリードをするが、林がジワジワと追い上げる。流れを切りたい張本はタイムアウトを要求。結果、このゲームを取った張本は、4ゲーム目以降は打点の早いバックハンド攻撃がさらに面白いように決まる展開。何とかこの展開を打開したい林であったが、張本の連続攻撃に守る展開になってしまい苦しい流れに。結果、張本が勝利し、嬉しいアジアカップのタイトルを獲得した。
▲気持ちの入ったプレーをみせた張本智和
▲左から2位の林、優勝の張本、3位の荘
▲優勝直後に、男子日本チームで記念撮影