OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
第2ステージ初戦となったクロアチアとの2回戦。優勝へ向けてさらにギアを上げていく第2ステージでトップを託された早田ひなの試合後のコメント。
(ベスト8進出でパリ五輪団体戦出場権を獲得したが)
選考会を2年やってきて、その先にパリがあるような感じだったので、今回もこの大会で優勝することしか今は考えていない。その間にパリへの切符だったりが通過点としてある。別に試合前も気負うことなく、いつもどおりプレーして、いつもどおり調子を上げてプレーすることができた。結果として3−0で勝って、チームとしてシングルスのふたりとしてパリに出られる権利を獲得できて良かった。
(クロアチア戦について)
相手も全然わからないし、フランスに3−0で勝っていたりして、強い人に勝つのは何かを持っている。1ゲーム目は結構警戒しながら入りましたけど、2ゲーム目からは緊張もほぐれて環境にも慣れてきた。練習してきたことを出せた。
今日は相手のボールに合わせようって感じで、調子が上がるようなボールのタイプではなかったので、そのボールに合わせて、合わせてという感じ。負けていても爆裂なボールで盛り返してきたりするので、そこは最後まで警戒しつつ抑えるところは押さえた。対応能力としては良かった。
(準々決勝ではスッチのいるルーマニアと対戦)
基本的に私がエースとして出たら4番で当たることになるので、後半でしか当たらない感じですけど、もう一度試合したいなと思います。私はちょっとエースに当たりにいこうかなというのはあります。オリンピックに向けて、ある意味警戒している選手ではあるので。そこはちょっと相談して、オーダーが出てから皆さんが知ることになると思いますけど。でも勝負の世界なので、負けてもしょうがないとはその時は思うけれど、自分が強くなるためにはいろいろな選手と試合をすることで、自分自身の能力も上がっていく。今大会はそこを追求していきたい。スッチ選手と当たりたいなと内心は思っていますけど、監督がOKを出すかはわからないので。まだ監督にも伝えていないので。
ルクセンブルクもブラジルも当たりにいきたくて、ルクセンブルクは当たりにいったけど向こうが逃げてきて、ブラジル戦はオリンピックでも相手のエースと当たることが増えるので、ちょっと譲りました。
スッチ選手は私から見て、卓球の基本というのがあまりないというが、どこにでも打てて難しいボールにも対応できる。それはスッチ選手の使っているラバーによってできる部分もある。フォームも独特ですし、WTTチャンピオン フランクフルトで初めて感じたけど「殺してやる」くらいの目つきで試合をしてくる。その気持の強さですよね。トップだから、中国選手だからというのは関係なく、絶対に勝ってやるという気持ちを持った選手ですね。
(決勝で中国に勝つために明日以降求めていくものは?)
明日以降は1球1球の勝負になってくる。1本1本ではなくて、1球1球の勝負になってくるので、その駆け引きを失敗しないようにやっていきたい。技術面では練習してきたこと、相手に打たれてからの反撃や攻守の転換という課題はありますけど、なんですかね。。。試合をやってみないとわからない部分はありますけど、中国選手には打っても打っても最後は打たされて狙われてという感じになってくる。コースや緩急など、1球の中でどう頭を使っていくかの勝負だと思います。