OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
●男子決勝トーナメント2回戦(ベスト8決定戦)
〈日本 3−0 オーストリア〉
◯張本智和 −8、7、7、8 レベンコ
◯篠塚大登 4、−9、6、9 ガルドス
◯松島輝空 4、3、6 D.ハベソーン
日本男子もベスト8進出、これで日本は男女揃って五輪団体戦の出場権、そしてシングルスの出場枠「2」を獲得!
香港を破って勢いに乗るオーストリアだったが、試合後に日本男子チームの田㔟邦史監督は「香港の黃鎮廷のプレーが良かったので、オーストリアのほうが比較的やりやすいと思っていた」とコメント。試合前から苦手意識はなかった。
1番・張本はレベンコのフォア前への巻き込みサービスをなかなかチキータで狙えず、フォアでのレシーブに何本かオーバーミスが出るなど苦しむ場面もあった。しかし、粘り強い相手に対して強攻で自滅することなく、強打の後の1本も正確にコースを突いて返球し、1ゲーム目を落としながらも逆転勝ち。エースの重責を果たした。
張本智和
2番・篠塚は45歳の大ベテラン・ガルドスとの対戦。前陣での鋭いバックドライブが決まった時は得点になり、中・後陣に下がるといくら粘ってもガルドスの攻撃にミスが出ない。ゲームカウント1−1の3ゲーム目、0−4とリードされて劣勢に立たされた篠塚だが、次第に台との距離を詰め、「前に出ないと勝てない」と前陣での攻撃に切り替えて勝利。さらなる進化へのきっかけをつかんだ一戦になるかもしれない。
篠塚大登
そして3番・松島は出足から圧巻のプレー。対戦相手のハベソーンに考える隙を与えないほど、早いピッチでサービスを出し、両ハンドドライブで狙い打つ。ラリーになると威力ある連続攻撃を見せるハベソーンだが、サービス・レシーブで21歳も年下の松島に圧倒され、沈黙した。3ゲーム目、松島は10−6のマッチポイントで力強いバックストレートのバックドライブを決め、ベンチを振り向いて力強く拳を固めた。
これで日本男子は明日の準々決勝に進出。対戦相手は樊振東・王楚欽・馬龍という最強メンバーの中国だ。
松島輝空
●男子決勝トーナメント2回戦・その他の結果
中国 3-0 ルーマニア
デンマーク 3-2 スロベニア
韓国 3-0 インド
フランス 3-0 ポーランド
ポルトガル 3-1 クロアチア
チャイニーズタイペイ 3-2 スウェーデン
ドイツ 3-0 イラン