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●女子決勝トーナメント準々決勝
〈日本 3-0 ルーマニア〉
○伊藤美誠 -9、5、7、-6、9 スッチ
○早田ひな -8、4、4、5 ドラゴマン
○平野美宇 7、7、6 サマラ
準々決勝でヨーロッパ女王のルーマニアと対戦した日本女子は競った試合もあったものの、要所を締めて3-0で勝利。5大会連続となるメダルが確定した。
準々決勝のトップを任されたのは伊藤美誠。17日に行われた第1ステージ・イラン戦以来の出場でルーマニアのエース、スッチと対戦した。1ゲーム目序盤から多彩な仕掛けを見せた伊藤だが、ミスが目立ってスッチに先制を許す。しかし、2・3ゲーム目はうまく修正しながら得点を拾って連取。そのまま押し切りたいところだったが、スッチも気合を前面に出しながら連打で奪い返して4ゲーム目を奪い返して勝負は最終ゲームへ。
最終ゲームは伊藤がリードを奪って終盤まで試合を進めるも、スッチが追い上げ9-9。それでも最後は伊藤のフォア強打がスッチのミスを誘ってゲームセット。苦しんだ末の先制点に笑顔でベンチへ駆け戻った。
伊藤美誠
スッチ
2番には大会初戦から6試合連続出場の早田ひな。同世代のドラゴマンと対戦となり、バックドライブから積極的にフォアで回り込むドラゴマンのプレーに押され、1ゲーム目を落とす。この大会、初めてゲームを落とした早田だったが、焦りはなし。2ゲーム目以降は反対に早田が先手先手で仕掛けて攻め込む展開が続き、3ゲームを連取して勝負あり。さすがのプレーで一気にドラゴマンを押し切った。
早田ひな
同い年の伊藤、早田からバトンを受けて3番に登場したのは平野美宇。出足からサービスが効果を発揮し、サマラからリードを奪って試合を進める。思い切りの良い両ハンドドライブも随所で炸裂させ、最後までサマラに主導権を渡さず。伊藤、早田が苦戦した中、最後は平野がストレートで勝利を収めて日本女子が準決勝進出を決めた。
平野美宇
5大会連続となるメダルを確定させた日本女子、次は5大会連続の決勝進出をかけて、23日20時から準決勝に挑む。相手は準々決勝でチャイニーズタイペイとの激闘を制した香港。手強い相手となるが、どのような戦いぶりを見せてくれるか。