OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
●男子決勝
〈中国 3−0 フランス〉
◯王楚欽 4、8、3F.ルブラン
◯樊振東 −9、4、−8、10、7A.ルブラン
◯馬龍 −7、2、4、6 ゴーズィ
大会最終日の2月25日、20時からスタートした男子決勝。10連覇中の中国が快進撃を続けてきたフランスを3−0で退け、2001年大会から続く連覇を「11」に伸ばした。
中国はトップ王楚欽がフェリックス.ルブランとのエース対決で、一撃必殺のフォアのパワードライブ、そしてフォア前のサービスでも構わず打ち抜くチキータを連発。ラリーが続くほど強く、安定性を増すF.ルブランにラリーに持ち込ませる余裕を与えず、あっという間に勝利を収めた。
王楚欽
フランスの反撃は2番のアレクシス・ルブラン。通常のフォアサービスだけでなく、フォアのしゃがみ込み、バックサービスなど多彩なサービスを非常に早いピッチで出し、樊振東のレシーブを崩していく。
ラリーになればA.ルブランのバックカウンターも威力を発揮し、フォアドライブの力比べでも負けていなかった。ゲームカウント2−1の4ゲーム目、10−9でA.ルブランがマッチポイント。しかし、樊振東はここでフォアに来るバックカウンターを、さらにフォアクロスへカウンター。世界王者の意地を見せ、12−10と逆転すると、最終ゲームは出足から4−0、8−2と突き放して11−7で勝利を収めた。
樊振東
A.ルブラン
3番は馬龍対ゴーズィのベテラン対決。試合の序盤、馬龍はフォアドライブをネットにかけるミスが多く、威力あるバックドライブを連発するゴーズィに1ゲームを先取される。
しかし、2ゲーム目から馬龍は本来の姿を取り戻していった。レシーブが少しでも台から出れば、フォアのパワードライブで打ち抜き、3球目は正確なバックハンド攻撃を軸に、要所でパワードライブで得点。低く正確なストップから、深く速くツッツキを送ってゴーズィの攻撃を封じ、ロビングも確実に打ち抜いた。4ゲーム目、10−6の馬龍のマッチポイントで、ゴーズィのフォアストップがネットミス。試合のスタートからちょうど2時間で雌雄は決した。
馬龍
ストレートで敗れたとはいえ、ルブラン兄弟を軸に決勝進出を果たしたフランスは、7月のパリオリンピックに向けてその存在感を強烈にアピールした。日本男子チームにとっても強力なライバルとなるだろう。
返信転送
|