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WTTスターコンテンダーバンコクは、7月2~7日にタイのバンコクで開催された。
日本からは男子8名、女子9名が参加。全種目で日本勢が優勝を飾った。
【男子シングルス】
決勝は、張本智和と林高遠(中国)の対戦となった。
1ゲーム目、序盤に張本が大きく点差を離し3点で先取。続く2ゲーム目も、張本が点差を離す展開に。林高遠が徐々に点差を詰めるが、随所で張本の鋭いカウンターが決まり8点で取ると、勢いそのままに3ゲーム目も連取し張本が王手をかける。
4ゲーム目は一進一退の攻防となるが、我慢のプレーを見せた張本が9点で取りストレートで勝利。優勝を決めた。
3位は、林昀儒(チャイニーズタイペイ)と安宰賢(韓国)が入った。
張本智和 4(3,8,6,9)0 林高遠
男子シングルス優勝 張本智和
【女子シングルス】
1ゲーム目を伊藤が6点で取ると、2、3ゲーム目は変化の大きいカットで橋本が連取しリードする。続く4ゲーム目、落ち着いたカット攻略を見せた伊藤が5点で取ると、流れを手繰り寄せゲームカウント4対2で勝利。
2023年2月のWTTコンテンダーアンマン以来の国際大会優勝を飾った。
3位には、徐孝元と申裕斌(ともに韓国)が入った。
伊藤美誠 4(6,-12,-4,5,8,5)2 橋本帆乃香
女子シングルス優勝 伊藤美誠
【男子ダブルス】
決勝は張本智和/松島輝空と高承睿/荘智淵(チャイニーズタイペイ)の対戦となった。
1ゲーム目、高承睿/荘智淵が猛攻を見せて先取。2ゲーム目は、張本/松島が相手の攻撃を鋭いカウンターで返球し台から下げる展開となり、6点で取り返す。3・4ゲーム目も互いに取り合って迎えた最終ゲーム。随所で高承睿/荘智淵の豪快なフォアハンドが決まるが、台から離れず対応した張本/松島が流れを手繰り寄せ、フルゲームの末に勝利。
激しい打撃戦を制しWTTコンテンダーチュニスから2週連続で優勝を決めた。
3位には趙大成/張禹珍(韓国)と、CHEW Zhe Yu Clarence/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)が入った。
張本智和/松島輝空 3(-6,6,-7,4,8)2 高承睿/荘智淵
男子ダブルス優勝 張本智和/松島輝空
【女子ダブルス】
決勝は、佐藤瞳/橋本帆乃香と田志希/申裕斌(韓国)の対戦となった。
1ゲーム目、韓国ペアが安定したカット攻略と巧みなコース取りで先取する。2ゲーム目は、序盤に橋本のフォアハンドが決まって勢いに乗ると、後半は変化の激しいカットと攻撃で韓国ペアを翻弄し、7点で取り返す。
続く3ゲーム目、韓国ペアが前後に大きく動かすが、粘りを見せた日本ペアが8点で取り王手をかける。
4ゲーム目は序盤から一進一退の展開となり、デュースに突入。最後は佐藤のロングサービスが決まり3対1で勝利を決めた。
3位には朱成竹/呉詠琳と李皓晴/杜凱琹(ともに中国香港)が入った。
佐藤瞳/橋本帆乃香 3(-9,7,8,11)1 田志希/申裕斌
女子ダブルス優勝 佐藤瞳/橋本帆乃香
【混合ダブルス】
張本智和/早田ひなと黄鎮廷/杜凱琹(中国香港)の対戦となった決勝。
試合開始早々、積極的に台上攻撃を仕掛けながらも、相手の攻撃を封じるような質の高いプレーを見せた日本ペアが1ゲーム目を3点で取ると、続く2ゲーム目も8点で取る。
3ゲーム目は、ダイナミックなラリー戦が繰り広げられると、中国香港ペアが9点で取り返す。
2対1で迎えた4ゲーム目。スタートダッシュを決めた日本ペアが5点差をつけると、リードを保ったまま8点で振り切り、4大会連続の優勝を決めた。
3位には林昀儒/ 陳思羽(チャイニーズタイペイ)とパダサック/スターシニー(タイ)が入った。
張本智和/早田ひな 3(3,8,-9,8)1 黄鎮廷/杜凱琹
混合ダブルス優勝 張本智和/早田ひな
各種目の順位
【男子シングルス】
優勝 張本智和(日本)
準優勝 林高遠(中国)
3位 林昀儒(チャイニーズタイペイ)、安宰賢(韓国)
【女子シングルス】
優勝 伊藤美誠(日本)
準優勝 橋本帆乃香(日本)
3位 徐孝元(韓国)、申裕斌(韓国)
【男子ダブルス】
優勝 張本智和/松島輝空(日本)
準優勝 高承睿/荘智淵(チャイニーズタイペイ)
3位 趙大成/張禹珍(韓国)、CHEW Zhe Yu Clarence/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)
【女子ダブルス】
優勝 佐藤瞳/橋本帆乃香(日本)
準優勝 田志希/申裕斌(韓国)
3位 朱成竹/呉詠琳(中国香港)、李皓晴/杜凱琹(中国香港)
【混合ダブルス】
優勝 張本智和/早田ひな(日本)
準優勝 黄鎮廷/杜凱琹(中国香港)
3位 林昀儒/ 陳思羽(チャイニーズタイペイ)、パダサック/スターシニー(タイ)
写真提供:WTT