第93回インターハイ女子シングルスは竹谷美涼が優勝。準優勝は兼吉優花

　第93回インターハイは女子シングルスは準々決勝から決勝までが行われ、竹谷美涼が優勝を果たした。

●女子シングルス準々決勝

山室早矢（桜丘） 3-0 青木咲智（四天王寺）

兼吉優花（四天王寺） 3-2 面手凛（山陽学園）

竹谷美涼（リベルテ） 3-0 田旻一（桜丘）

栗山優菜（桜丘） 3-2 髙森愛央（四天王寺）

●準決勝

兼吉優花 6、6、-7、14 山室早矢

竹谷美涼 -10、-4、1、5、8 栗山優菜

●決勝

竹谷美涼 8、-7、6、-9、6 兼吉優花

　決勝は昨年準優勝の栗山を破った竹谷と、2試合続けて1時間超えの熱戦を制した兼吉の対戦。今年の全日本ジュニアでは兼吉が3-1で勝利しているが、今回は粘り強く兼吉を揺さぶっていった竹谷が3-2で勝利して1年生優勝を達成した。5回戦で昨年ベスト8の遊佐（愛み大瑞穂）、準々決勝で同3位の田旻一、準決勝で同準優勝の栗山と実力ある上級生を破って、見事に学校対抗との二冠、昨年の全中に続くシングルスタイトル獲得となった。

　準優勝の兼吉も独特の変化のカットと攻撃で、優勝候補の面手を破るなど健闘。ダブルスに続いて決勝で敗れたが、最終学年で堂々の実力を披露した。3位には桜丘の山室と栗山が入賞。山室は昨年優勝の青木に勝利。栗山は昨年からひとつ順位を落としたが、苦戦を乗り越えて2年連続で表彰台に立った。