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大会4日目の1月24日、女子シングルスは5・6回戦が行われ、ベスト8が決定した。
昨年度女王で大会3連覇を目指す早田ひな(日本生命)は、5回戦でジュニア女子準優勝の面手凛(山陽学園高)に苦しむも、4−2で競り勝って6回戦進出。
6回戦では23年社会人女王の三村優果(サンリツ)を4−1で下して、3連覇まで「あとふたつ」とした。早田本人は左腕の故障の影響もあり、「復帰してからまだ時間がそんなに経っていなくて、試合をしながら感覚を取り戻していくことが多い。自分の中では『1勝したら100点』という気持ちで臨んでいます」とコメント。目の前の試合をひとつずつ戦っていく構えだ。
3連覇がかかる今大会で、ベスト8進出を決めた早田ひな
その早田と明日の準々決勝で対戦するのは、6回戦で木原美悠(木下グループ)をゲームオールの接戦の末に下した芝田沙季(ミキハウス)。昨年も6回戦で早田と対戦し、優勝した早田から唯一1ゲームを奪った。再戦の行方は果たしてどうなるのか。
過去準優勝2回の木原をゲームオールで破り、芝田が準々決勝進出
大藤沙月(ミキハウス)は長﨑美柚(木下グループ)を4−1で破り、3大会ぶりの準々決勝進出。この1年でより攻撃的なスタイルにモデルチェンジし、「今年はすごく楽しい気持ちで試合ができている」と語る大藤。両ハンドのパワードライブの威力は大会屈指だ。
今大会、充実のプレーを見せる大藤沙月
そして伊藤美誠(スターツ)は、6回戦で難敵・安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)を4−0のストレートで破った。今大会が最後の全日本であることを表明している安藤は、これまでに全日本では何度も伊藤と名勝負を繰り広げてきた。試合後、伊藤は「全日本は最後というのを聞いたので、最後安藤さんとやれて良かったです。すごい気持ちが高まったというか、良かったなと思った。安藤さんには「ボコボコにやりすぎ」って言われましたけど(笑)」とコメント。安藤は涙、伊藤は笑顔で6回戦の戦いを締めくくった。
6回戦を戦った安藤みなみと記念撮影をする伊藤美誠
女子シングルス5・6回戦の結果は下記のとおり。
●女子シングルス5回戦(ランク決定戦)
早田ひな(日本生命) -8、14、7、-8、4、12 面手凛(山陽学園高)
三村優果(サンリツ) 8、-4、-10、7、5、4 笹尾明日香(日本生命)
芝田沙季(ミキハウス) 2、7、10、9 出澤杏佳(専修大)
木原美悠(木下グループ) 3、2、5、7 鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)
長﨑美柚(木下グループ) 4、4、8、9 中森帆南(中国電力ライシス)
大藤沙月(ミキハウス) 5、6、6、6 矢島采愛(レゾナック)
井絢乃(中国電力ライシス) -10、4、6、5、10 南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)
横井咲桜(ミキハウス) 4、-9、7、4、5 小林りんご(青山学院大)
安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋) 10、-3、9、-10、7、4 赤江夏星(日本生命)
伊藤美誠(スターツ) -2、7、8、8、5 麻生麗名(日本生命)
牛嶋星羅(サンリツ) 15、8、7、-9、10 橋本帆乃香(ミキハウス)
平野美宇(木下グループ) 8、8、3、6 伊藤百華(エクセディ)
田村美佳(十六フィナンシャルグループ) 10、-7、7、11、10 木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)
山﨑唯愛(サンリツ) 10、9、-11、-9、9、9 枝廣瞳(中国電力ライシス)
佐藤瞳(ミキハウス) 5、-9、8、9、4 永尾尭子(サンリツ)
張本美和(木下グループ) 9、4、4、9 髙橋あかり(中央大)
佐藤瞳は、左腕・永尾尭子の粘り強いカット打ちをしのぎ切ってベスト16に入った
橋本帆乃香は牛嶋星羅とのカット対決に惜敗し、惜しくもランク入りはならず
●女子シングルス6回戦(ベスト8決定戦)
早田ひな(日本生命)6、9、6、-9、13 三村優果(サンリツ)
芝田沙季(ミキハウス) -12、5、2、-6、-2、8、4 木原美悠(木下グループ)
大藤沙月(ミキハウス) 8、9、8、-7、10 長﨑美柚(木下グループ)
井絢乃(中国電力ライシス) -7、-4、6、8、-13、8、8 横井咲桜(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ) 4、5、4、6 安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
平野美宇(木下グループ) -7、4、9、-9、10、5 牛嶋星羅(サンリツ)
山﨑唯愛(サンリツ) 9、8、11、7 田村美佳(十六フィナンシャルグループ)
張本美和(木下グループ) 10、4、7、4 佐藤瞳(ミキハウス)
3スタープレミアムクリーンは2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)の使用球です。