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2025.01.26

#RESULTS

【全日本】男子シングルスは17歳の松島輝空が篠塚大登を破り、初優勝!

男子シングルス優勝は、17歳の松島輝空!

 

●男子シングルス決勝
松島輝空(木下グループ) 9、9、3、-6、3 篠塚大登(愛知工業大)

 

男子シングルスは松島輝空が17歳で初優勝!

準決勝で最大の難関、張本智和との大一番を制した松島の勢いは、決勝でも止まらなかった。1ゲーム目の序盤、篠塚が思い切りの良いバック強打で先行したが、松島は中盤で逆転して9−6でリード。9−9に追いつかれるも、レシーブで回転量の多いチキータと深く切れたツッツキで得点し、11−9で1ゲーム目を奪取する。

 

2ゲーム目は篠塚が4−1、8−5とリードするが、このゲームも9−9までもつれ、松島が10−9のゲームポイントで豪快な3球目パワードライブを決めて2ゲームを連取する。3ゲーム目も松島の勢いは止まらず、驚異的な予測能力で回り込み、フォアのパワードライブを連発して11−3。勝利に王手をかける。

 

積極的にフォアハンドで攻めた篠塚だが、松島の圧倒的な攻撃力に苦しんだ

 

4ゲーム目は篠塚が出足から7−3までリードを広げ、11−6で奪取。ゲーム終盤に松島はやや集中力が下がった感があったが、5ゲーム目は再び「全開」モード、2−2から8点連取で10−2まで突き放し、最後は松島のストップに篠塚のフォア強打がオーバーミス。松島は両手を大きく広げ、観客の声援に応えた!

 

会場での優勝インタビューで今後の抱負を尋ねられ、「1大会1大会が全部大事になるし、ロス五輪でシングルスに出るという強い気持ちを持って頑張りたい」と語った松島。昨年8月のパリ五輪でリザーブ(控え)として味わった悔しい思いを今大会にぶつけ、歓喜のタイトルを勝ち取った。

 

日本卓球協会の河田正也会長から天皇杯を受け取る松島

 

17歳での優勝は、男子シングルスでは張本智和、水谷隼に次ぐ史上3番目の若さとなった

 


 

3スタープレミアムクリーンは2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)の使用球です。