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1月11~17日に、天皇杯・皇后杯 2021年全日本選手権大会(一般・ジュニアの部)が、丸善インテックアリーナ大阪で無観客開催される。
同大会は日本卓球協会(JTTA)が主催する全国国内選手権、つまり、真の日本一を決める大会である。従来、一般男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス、そして、ジュニア(17歳以下)男女シングルスの計7種目のトーナメントを一堂に会して行ってきたが、今回は新型コロナウィルス感染拡大の影響を配慮し、シングルスのみの4種目開催となった。
本大会には、JTTA加盟団体の各都道府県予選を勝ち抜いた選手が参加できる。これに加え、前回ランキング保持者や各加盟団体推薦による参加がある。
一般男女シングルスは3回戦までは5ゲームズマッチ、スーパーシードが登場する4回戦以降は7ゲームズマッチ。ジュニア男女シングルスは全試合5ゲームズマッチで行われる。
今回、全試合がLabo Liveで生配信されるほか、NHKBS1・NHK総合にて男女シングルス準々決勝~決勝がテレビ放映される。
12月15日に発表された組み合わせから、女子種目の見どころを紹介。
女子シングルス
前回、石川佳純(全農)を破って初優勝を果たした早田ひな(日本生命)が第1シード。同ブロックでは、ジュニアチャンピオンの大藤沙月(四天王寺高)が挑戦する。また、前回準々決勝で早田に敗れた佐藤瞳(ミキハウス)が再び準々決勝で対戦する組合せとなっている。
第4シード、伊藤美誠(スターツ)のブロックには、Tリーグで国内外のトップ選手から次々と金星をあげている木村香純(専修大)が入った。さらに、張本智和の妹で、Tリーガーとしても活躍する小学生・張本美和(木下グループ)の活躍からも目が離せない。
第3シード、橋本帆乃香(ミキハウス)のブロックには、比較的大学生・高校生が多い。さらに、元ファイナリストの平野美宇(日本生命)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)の上位進出が期待される。
第2シードの石川佳純のブロックには、若手の小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)、出澤杏佳(大成女子高)のほか、今年度よりサンリツに移籍し、さらにTリーグにも参戦した永尾尭子(サンリツ)が入った。新天地で2017年の3位を越える活躍はあるか。
また、今年度いっぱいで引退を表明している加藤千秋・杏華姉妹(ともに十六銀行)、2017年女子複準優勝の𡈽田美佳(中国電力)、横浜隼人高出身で、日本リーガーとして活躍してきた小道野結(デンソー)、秋田佳菜子(サンリツ)らが最後の全日本に挑む。
準々決勝で早田ひなへの雪辱を目指す佐藤瞳
高速卓球とボールタッチに光るものがある木原美悠
2018年優勝、前回2位入賞を果たした平野美宇
2年連続ランキング入りを達成した出澤杏佳
正確な両ハンド攻撃で前回ベスト16に輝いた加藤千秋
2016年大会では4位に入賞した加藤杏華
ジュニア女子
2連覇を狙う大藤沙月(四天王寺高)が第1シードに君臨し、準々決勝で木原美悠と対戦する組合せ。元男子単2位で琉球アスティーダの監督を務める張一博・莉梓夫妻の長女・張本梓恩(Y.Y卓球クラブ)が10歳で初出場。
上位進出が期待される張本美和と独特なグリップで多才なオールラウンドプレーをする小塩悠菜(石田卓球N+)は、4回戦で対峙する組合せとなった。
今回初出場の張本梓恩
張本美和は前回敗れた小塩遥菜と4回戦で対戦する
3兄弟で出場!
香川出身の、伊藤百華(希望が丘高/女子単・ジュニア)・伊藤七海(イトウTTC/ジュニア女子)・伊藤佑太(イトウTTC/ジュニア男子)がそろっての出場を決めた。兄弟プレーヤーの多い卓球界。伊藤3兄弟の躍進に期待したい。
2016年から今回まで6回連続出場の伊藤百華
今回で2回目の出場となる伊藤七海
男子ホープスナショナルチームの伊藤佑太は初出場