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石川佳純(全農)優勝会見 決勝を振り返る
最後まであきらめずに粘っていけた
1対3の劣勢からなんとか最後まであきらめずに粘っていけて、途中からだんだん自分の流れになってきているのかなと感じながら、思い切ってプレー出来たので勝てた。
いつも伊藤選手と対戦した時は駆け引きが多くなる。思ったよりもレシーブがよかったけれど、サービスからの点数が少なく、気持ち的には少し苦しかった。途中からラリーでコースを変えてみたり、強気で打つことが出来てよかった。
1ゲーム目はスピードに全くついていけなくて、反応できなかったけれど、途中からついていけるようになって、自分の威力も上がって、チャンスを作れるようになった。
9-9になった時は心臓が飛び出そうになった
本当に苦しい試合で9-5から9-9になった時は、心臓が飛び出そうになったけれど、しょうがない!思い切ってやろう!と切り替えた。美誠ちゃんも緊張しているだろうと思ったので、お互い最後は思い切ってやった方が勝ちだと思った。
最後はやっぱり自分の得意なフォアだと思って、思い切って回り込んで打っていこうと思っていた。9-9でフォアに来るのを待っていた。クロスに打っても絶対にブロックされると思ったので、思い切ってストレートに打った。それが今までの自分とは違うところ。
チャレンジすることでしか結果は得られない
(5ゲーム目以降の戦術)
弱気になると絶対に勝てないので、サービス3球目、レシーブ4球目を強気でいくことによって、少し相手選手にミスが出てくる場合があると思う。入れていては絶対に勝てない。攻める中でもいろいろ変化をつけられたことがよかった。
7ゲーム目でラリーになった時も引かずに打ち返すことができて、気持ち的にも優位に立てたと思う。
チャレンジすることでしか結果は得られないということを改めて感じた。今までのプレースタイルでは出来なかった。今までと違うレシーブ、今までと違う攻撃を勇気をもって出来たことが勝因。
優勝を自分から掴みとりに行くんだという攻めの姿勢を意識した
プレッシャーは全くなくて、どれくらいできるかな、楽しみだなという気持ちが大きかった。絶対にあきらめないと自分に言い聞かせてコートに入った。相手がいくら強くても絶対にあきらめないという気持ちが今日の勝因だと思う。
今回は、気持ち的にも技術的にもチャレンジしようという気持ちが強かった。
初優勝した時は、優勝を守りたいという考えは全然なくて勢いでという勝ち方をした。今回はそれを思い出して、自分で掴みとりに行くんだという攻めの姿勢でプレーすることを意識した。