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東京2020オリンピック。男子シングルス準々決勝が行われ、中国の馬龍、樊振東、オフチャロフ(ドイツ)、林昀儒(チャイニーズタイペイ)が4強入りを果たした。
ディフェンディングチャンピオンの馬龍は大躍進を遂げているO.アサル(エジプト)と対戦。立ち上がり、アサルが思い切りのいい攻撃でスタートダッシュ。結果は4対1で馬龍が勝利したが、アサルは高い身体能力を活かし、コートを広く使った豪快なプレーを見せ、各ゲーム接戦。王者・馬龍に時折渋い顔をさせるなど健闘した。馬龍も第3ゲームを奪われたが、さすがの安定感で準決勝進出を果たした。
ここぞの場面でミスがなかった馬龍。二連覇まであと二つ
コースのわかりづらいバックハンド。打点も早く、馬龍のフォアを何度も突いた
オフチャロフとカルデラノ(ブラジル)は好ゲームを展開。ピッチの速い攻撃で先手を取ったのはカルデラノ。2ゲーム連取し、第3ゲームもカルデラノが8-4とリードしたが、ここからオフチャロフが追い上げてこのゲームを奪うと第4ゲームも連取。
第5ゲームは、再びカルデラノが7-1とリードするが、またもオフチャロフが驚異の粘りで逆転。これで流れをつかんだオフチャロフがゲームを連取して勝利をつかんだ。
劣勢の場面でも落ち着いたプレーで、ラリー戦でも力を見せたオフチャロフ
抜群のスタートダッシュをかけたカルデラノだったが、徐々にオフチャロフに対応され、後半は勝機を見出せなかった
初出場ながらも盤石な強さで、隙を見せなかった樊振東
キレのある両ハンドドライブで、張本をくだして勝ち上がってきたヨルジッチを一蹴した林昀儒
【男子シングルス】
▼準々決勝
樊振東(中国) 4(10,9,6,5)0 鄭栄植(韓国)
林昀儒(チャイニーズタイペイ) 4(4,7,4,6(0 ヨルジッチ(スロベニア)
馬龍(中国) 4(7,9,6,-11,6)1 O.アサル(エジプト)
オフチャロフ(ドイツ) 4(-7,-5,8,7,8,2)2 カルデラノ(ブラジル)
(写真提供:ITTF)