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●男子第1ステージ・第2戦
〈中国 3−0 キューバ〉
◯王楚欽 4、4、5 ペレイラ
◯梁靖崑 10、10、3 カンポス
◯馬龍 5、2、5 ペレス
●女子第1ステージ・第2戦
〈中国 3−0 ウズベキスタン〉
◯王曼昱 5、6、0 マグディエバ
◯陳夢 6、1、4 グフラノフ
◯陳幸同 6、2、5 カジエバ
世界卓球釜山大会(団体戦)の大会2日目、13時から行われた第1ステージ(グループリーグ)の試合で、中国男子がテーブル1、中国女子がテーブル2に入り、最強軍団の「男女揃い踏み」となった。
初戦のベルギー戦では樊振東・王楚欽・馬龍というベストオーダーで臨んだ中国男子は、キューバを相手に樊振東に変えて梁靖崑を2点起用した。トップでは王楚欽が34歳のベテラン左腕、ペレイラとの左腕対決となり、バック対バックでの球威の差を見せつけてストレート勝ちを収める。
2番梁靖崑はカンポスのバックストレートへの前陣バックドライブや、後陣に下がってからの粘り強いしのぎに苦しみ、1ゲーム目は9−10でゲームポイントを握られる場面もあったが、1・2ゲーム目とも12−10とジュースで奪取。3ゲーム目は11−3で一気に決着をつけた。3番・馬龍は非常にサービスの間合いが早く、ラリーでも対戦相手のペレスを置き去りにするような速攻連打を披露。集大成となるであろうパリ五輪を前に、充実のプレーを見せた。
キューバ戦前の中国男子の整列。右から馬龍・梁靖崑・王楚欽
昨日のインド戦で薄氷を踏む勝利をあげた中国女子は、インド戦で敗れた孫穎莎と王芸迪をオーダーから外して「クールダウン」させ、王曼昱・陳夢・陳幸同でウズベキスタン戦に臨んだ。1番の王曼昱が3ゲーム目を11−0のラブゲームで奪うなど、圧倒的な実力差を見せてウズベキスタンを完封した。
昨日の日本女子対ルクセンブルク戦の後、日本女子チームの渡辺武弘監督は「朝一番で中国がすごい試合をやって、こちらも気持ちが引き締まった」と語っている。もちろん、ヒヤリとさせられた中国女子も同様だろう。さらに隙のなくなった最強軍団に、日本女子は正面から戦いを挑む。
ウズベキスタン戦後の中国女子チーム。孫穎莎(先頭)はこの試合は出場せず