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2020.11.12

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橋本帆乃香・芝田沙季活躍!第70回国民体育大会を振り返る(2015年12月号から)

  • 安定したカットと攻撃が良かった橋本帆乃香(大阪府)

  • 回転量の多い両ハンド攻撃で得点を重ねた芝田沙季(大阪府)

  • 台上プレーとラリー戦に強さをみせた上田仁(東京都)

  • ピッチの早い攻撃と気持ちの入ったプレーを披露した小道野結(神奈川県)

  • ミスの少ないプレーで活躍した一ノ瀬拓巳(青森県)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

2015年国民体育大会(国体)卓球競技は、9月26~30日に和歌山県・白浜町立総合体育館・白浜会館で行われた。国体は都道府県対抗で行われ、冬季3競技(スケート、アイスホッケー、スキー)、本大会37競技を通して実施した正式競技の競技得点と参加得点の合計により、男女総合成績第1位に天皇杯が、また、女子総合成績第1位に皇后杯が授与される。各都道府県の威信をかけた一大イベントである。卓球競技は成年男女、少年男女の計4種目が開催される。

 

第70回国民体育大会の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

少年女子で大阪府が優勝

 

【成年男子】
決勝は東京都と山口県が対戦。トップで吉村和弘(山口県)が威力ある両ハンド攻撃で神巧也に勝利。2番の上田仁(東京都)がラリー戦に強さをみせ、平野友樹に勝利し1対1とする。3番は御内健太郎(東京都)が有延大夢をくだし、東京都が王手をかける。4番は吉村がフルゲームの接戦を制し、勝負はラストの5番までもつれた。5番で神がガッツあふれるプレーで勝利し、東京都が優勝を果たした。

 

【成年男子決勝スコア】
東京都 3-2 山口県
×1神巧也 1(-6,-12,7,-6)3 吉村和弘
〇2上田仁 3(8,-7,11,9)1 平野友樹
〇3御内健太郎 3(5,7,4)0 有延大夢
×4上田仁 2(13,-4,6,-10,-10)3 吉村和弘
〇5神巧也 3(3,8,-12,8)1 平野友樹

 

成年男子優勝 東京都

 

【少年男子】
決勝は青森県と山口県が対戦。トップで青山昇太(山口県)が三部航平に対して素晴らしいプレーで勝利。2番の及川瑞基(青森県)が質の高いプレーで沼村斉弥にストレートで勝利。3番の一ノ瀬拓巳(青森県)もミスの少ないプレーで伊丹雄飛に勝利。勢いに乗った4番の三部が沼村にストレートで勝利し、青森県が5連覇を達成した。

 

【少年男子決勝スコア】
青森県 3-1 山口県
×1三部航平 1(-7,-5,10,-9)3 青山昇太
〇2及川瑞基 3(10,2,9)0 沼村斉弥
〇3一ノ瀬拓巳 3(6,8,8)0 伊丹雄飛
〇4三部航平 3(5,6,3)0 沼村斉弥

 

少年男子優勝 青森県

 

【成年女子】
決勝は神奈川県と茨城県が対戦。トップで中島未早希(神奈川県)が打点の早いバックハンド攻撃で先取点を挙げる。2番で松澤茉里奈(茨城県)が回転量の多い両ハンド攻撃で小道野結に勝利。続く3番で秋田佳菜子(神奈川県)がフルゲームの接戦を制し、神奈川県が王手をかける。後がなくなった茨城県だが、4番で松澤が勝利し、勝負はラストの5番までもつれる。5番で小道野がピッチの早い攻撃で市川梓に勝利し、神奈川県が優勝を飾った。

 

【成年女子決勝 スコア】
神奈川県 3-2 茨城県
〇1中島未早希 3(4,9,-6,6)1 市川梓
×2小道野結 0(-6,-4,-8)3 松澤茉里奈
〇3秋田佳菜子 3(12,-11,7,-4,9)2 中村薫子
×4中島未早希 1(-8,9,-9,-8)3 松澤茉里奈
〇5小道野結 3(8,8,6)0 市川梓

 

成年女子優勝 神奈川県

 

【少年女子】
決勝は大阪府と岡山県が対戦。トップで橋本帆乃香(大阪府)が安定したカットと攻撃で先取点を挙げる。2番は芝田沙季(大阪府)が枝松亜実に惜しくも敗れた。しかし、3番で木村香純(大阪府)が最後まで攻める姿勢を崩さず、奥下茜里に勝利。4番で橋本が勝利し、大阪府が優勝を遂げた。

 

【少年女子決勝 スコア】
大阪府 3-1 岡山県
〇1橋本帆乃香 3(7,6,10)0 木村光歩
×2芝田沙季 2(10,5,-6,-13,-9)3 枝松亜実
〇3木村香純 3(8,-7,9,6)1 奥下茜里
〇4橋本帆乃香 3(10,-7,11,11)1 枝松亜実

 

少年女子優勝 大阪府