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2020.11.18

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塩見真希・加山裕活躍!第45回全国高校選抜大会・団体戦を振り返る(2018年6月号から)

  • 打点の高いフォアハンド攻撃で決勝点を挙げた塩見真希(四天王寺)

  • 安定したプレーをみせた加山裕(愛工大名電)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

高校トップレベルの選手が全国から集う「全国高校選抜大会」。2018年3月25~28日に福井県営体育館で行われ、塩見真希加山裕が活躍した大会をピックアップ!

 

第45回全国高校選抜大会の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

男女ともに4連覇を達成

 

【男子団体】
決勝は愛工大名電と野田学園が対戦。トップで田中佑汰(愛工大名電)が先取点を挙げるも、2番は戸上隼輔(野田学園)がゲームオールで制す。ダブルスは田中佑汰・加山裕(愛工大名電)がコンビネーション抜群のプレーで勝利した。4・5番は2台同時進行で行われ、先に5番で遠藤碧人(野田学園)が勝利する。勝負のかかった4番では田原彰悟(愛工大名電)と宮川昌大が接戦となり、田原の思い切りの良い両ハンド攻撃が決まって、愛工大名電が4連覇を達成した。
「単複に出場した加山、そして田原、橋本がしっかりと準備をしてくれ、勝てなかった場面もありましたが、試合ごとに誰かが役割を果たし、活躍してくれました。また田中は、自分が負けたらチームが苦しくなるという厳しい状況の中、よく頑張ってくれたと思います。率直に、初めて優勝した気分というか、新鮮な優勝です」と今枝監督。

 

【男子決勝スコア】
愛工大名電 3-1 野田学園
〇1田中佑汰 3(4,5,8)0 松下竜巳
×2橋本一輝 2(-7,10,-7,6,-5)3 戸上隼輔
〇3田中佑汰・加山裕 3(7,-10,6,6)1 戸上隼輔・宮川昌大
〇4田原彰悟 3(8,3,-7,6)1 宮川昌大

 

4連覇を達成した愛工大名電

 

【女子団体】
四天王寺と遊学館が決勝で対戦。トップで大川千尋(四天王寺)が先取点を挙げるが、2番の宮﨑翔(四天王寺)はリズムが掴めず苦しい展開。なんとか立て直して、フルゲームの末に平川咲をくだし、四天王寺が王手をかける。ダブルスも四天王寺ペースで進み、2-0でリード。勝負あったと思われたが、ここから千葉菜月・出雲美空(遊学館)がミスの少ないプレーで逆転勝利。4番も出雲が勝利するが、ラストの塩見真希(四天王寺)の気持ちの入ったプレーが冴え、4連覇を達成した。
「今まで団体戦の経験が少ない選手が活躍してくれました(鈴木は初、宮﨑は1試合)。予選リーグから苦しい試合が続きましたが、勝ち上がるにつれて調子を上げてきてくれたと思います。特に宮﨑は大車輪の活躍だったと思います」と村田監督。

 

【女子決勝スコア】
四天王寺 3-2 遊学館
〇1大川千尋 3(8,-8,7,9)1 千葉菜月
〇2宮﨑翔 3(2,-7,-9,4,7)2 平川咲
×3宮﨑翔・宮野彩未 2(5,7,-9,-5,-5)3 千葉菜月・出雲美空
×4鈴木琴音 2(-8,-4,7,8,-5)3 出雲美空
〇5塩見真希 3(4,8,-9,7)1 東山もも花

 

4年連続の優勝を飾った四天王寺