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東京2020オリンピック
女子団体準々決勝が行われ、日本女子はチャイニーズタイペイと対戦し、3対0の完勝で4強入りを果たした。
1番ダブルスは、石川佳純/平野美宇と陳思羽/鄭先知が対戦。
序盤から息の合ったプレーを見せる日本ペア。サービスでチャンスメイクし3球目攻撃に繋げ、レシーブでは深いツッツキを効果的に使ってミスを誘う。タイペイペアもラリー戦に強さを見せるが、日本ペアが安定した力を見せて勝利。
攻守のバランスに長け、テンポのあるラリーを披露した
安定感がある鄭先知と威力のあるフォアドライブが魅力の陳思羽。ラリー戦に強さを見せた
2番は、伊藤美誠と鄭怡静のエース対決。第1ゲームは伊藤が優位な展開で9連取するなど、好調なプレーで先取。第2ゲームは、鄭怡静が威力のあるフォアドライブを積極的に決めて、競り合ったが、最後は伊藤のブロック、台上プレーが上回った。続く第3ゲームも取って日本が王手をかけた。
パワーヒッターの鄭怡静に負けず劣らず打ち合いを制する場面もあった伊藤
伊藤のブロックを打ち砕く威力のあるフォアドライブを見せた鄭怡静
3番は平野と陳思羽。第1ゲームは平野、第2ゲームは陳思羽が取り合ったが、第3・4ゲームとも平野が立ち上がりから7連取する展開で勝利。
決してチャイニーズタイペイの実力が低いわけではないが、日本のチームワーク、試合運びが上回った結果となった。
明日の準決勝では、ルーマニアに3対1で勝利した中国香港と対戦する。
1ゲーム落とすも安定感のある速攻プレーを披露した平野
男子は、韓国と中国が準決勝へ進出。
韓国はブラジルに快勝。シングルスではカルデラノが張禹珍をフルゲームでくだしていたが、今回は張禹珍が雪辱を果たして3対0で勝利した。
中国とフランスの対戦は、結果は3対0となったが、樊振東とゴーズィのエース対決では、ゴーズィが2対1と王手を握る展開。最後は樊振東が逃げ切ったが、肉薄し戦いを見せた。
威力のある両ハンドがさく裂した張禹珍
樊振東をあと一歩のところまで追い詰めたゴーズィ。これまでにもたびたび中国選手を脅かしてきた
【女子団体】
準々決勝
中国香港 3-1 ルーマニア
●1 蘇慧音/李晧晴 2(-5,5,-7,6,-11)3 ドデアン/サマラ
○2 杜凱琹 3(5,5,6)0 スッチ
○3 李晧晴 3(9,8,10)0 サマラ
○4 杜凱琹 3(3,2,12)0 ドデアン
日本 3-0 チャイニーズタイペイ
○1 石川佳純/平野美宇 3(8,6,5)0 鄭先知/陳思羽
○2 伊藤美誠 3(2,9,8)0 鄭怡静
○3 平野美宇 3(9,-7,4,4)1 陳思羽
【男子団体】
準々決勝
韓国 3-0 ブラジル
○1 李尚洙/鄭栄植 3(6,2,10)0 イシイ/ツボイ
○2 張禹珍 3(6,8,10)0 カルデラノ
○3 鄭栄植 3(6,-8,4,-8,7)2 ツボイ
中国 3-0 フランス
○1 馬龍/許昕 3(6,5,7)0 カッサン/ルベッソン
○2 樊振東 3(-10,10,-8,5,7)2 ゴーズィ
○3 許昕 3(8,5,6)0 ルベッソン
(写真提供:ITTF)