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47都道府県の予選を勝ち抜いてきた全115チーム(学校対抗男子58、女子57チーム)から、福島県代表・郡山女子大学附属高等学校(女子)をピックアップして、本戦に挑む深谷純子監督、樫村朱里主将の意気込みを紹介する。
※本文中敬称略
郡山女子大学附属高等学校
監督 深谷純子(ふかや じゅんこ)
初の優勝での代表権獲得に湧く
「本校がインターハイ本戦で学校対抗(団体戦)に出るのは2回目となります。前回(2017年)は福島大会で、その時は地元開催枠2位での出場でした。
今回は初の優勝での代表権獲得となりOGや保護者の方に大変喜ばれました。
いつもの年なら、みんなが会場に応援に来て盛り上がって、となりますが、この状況なので無観客大会となりました。副顧問が、保護者やOGに大会の模様をネット配信して、かなり多くの方が視聴しました。新しい形の応援でした。
準決勝と決勝では、ダブルスを個人戦では組んでないペアで臨んだのが勝因だったと思います。このペアは予選の2週間前に練習を開始したのですが、どちらも3-1で勝ちました」
クラスター感染にめげず励まし合って乗り切る
「本校では、年頭にコロナのクラスター感染が発生し、3月までは練習試合ができない状況でした。
本校は他校との試合を通して、力を付けていくタイプなので、それが解禁になるまで苦しかったです。
他県から親元離れて寮生活している生徒は帰省もなかなかできず、親御さんも直接応援に来られないという切ない状態がありました。寮の中では他の部も含め、1年以上親に会っていない生徒もいましたが、友だち同士、励まし合っていたようです。
担任の先生たちも、よく声掛けしてかわいがってくださり、部活だけでなく普段の学校生活の面でもいろいろとフォローしてくださっています。それは本当に助かっています」
気づかせる指導で明るいチームに
「最近の子は、怒られて『なにくそ!』と発奮するタイプはそうそう多くいません。親御さんからも大事に育てられている子が多いので、叱るというよりは気づかせるという指導を心がけています。『どんなことが、いま何で困っている?何が上手くいってない?』と聞くと、一言二言返って来るので、それに対して私がアドバイスをする方向で、生徒たちに接しています。
会話は以前よりかなり増えたと思います。練習の雰囲気も明るいです」
全国大会に爪痕を残したい!
「本戦が厳しい戦いになることは間違いありません。
しかし、全国の上位・常連の学校に対して、練習してきたことがどれだけ通用するのか、どれくらいできるのかという楽しみもあります。
生徒たちと、ぜひ、全国大会に爪痕をしっかりと残してこようと話し合っています」
主将 樫村朱里(かしむら あかり)
感謝の気持ちで、チーム一丸となって!
「今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって頑張ります。
応援よろしくお願いします!」
前列左から、鈴木美夢奈(2) 鈴木由紀菜(3) 須田凪咲(3) 二瓶有加(3) 馬場知美(2) 大山乃愛(2)
中列左から、桝田有那(2) 緑川奈々美(3) 鈴木ひなた(3) 本間千尋(2) 根本正望(2) 西牧優衣(1)
後列左から、伊藤今日香(2) 白土咲良(3) 望月美玖里(2) 兼谷彩音(1) 千葉珠音(1)
※(数字は学年)