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47都道府県の予選を勝ち抜いてきた全115チーム(学校対抗男子58、女子57チーム)から、山形県代表・山形城北高等学校(女子)をピックアップして、本戦に挑む布川友昭監督、式澤光莉キャプテンの意気込みを紹介する。
※本文中敬称略
山形城北高等学校
監督 布川 友昭(ぬのかわ ともあき)
41回目の代表。率直にうれしい
「今回通算41回目の代表となります。率直に『うれしい』の一言です。
しばらく優勝から遠ざかっていたので、久々に優勝できて本当にうれしいです」
マスク着用練習をプラス発想で
「コロナ禍で予選3週間前に休校になってしまい、練習ができませんでした。休校が明けてからも、練習にはかなり制限がかかりました。マスクを着用した状態での練習をするなど、非常に苦労しました。五月中旬で、まだ暑くはなかったのですが、熱中症対策も取りました。普段マスクを付けての練習はなかったので、選手たちは非常に苦しかったと思います。この状況なので仕方がないかなとは思いましたが、マスクをすることで負荷をかけた練習ができると、プラスに捉えるよう発想転換をしました」
チームが明るくなったことが勝因に
「1年生が入り、今までとチーム状況が一変しました。力のある選手が入部して、上級生も1年生に触発されてチームの雰囲気が日に日に明るく、良くなっていくのが分かりました。
ここ数年、勝てない時期が続いていましたので、とにかくチームの雰囲気を変えたいと思い選手たちにも伝えていました。かつて本校は、前任者の穂波勝三先生の時代に19連覇していたので、私も引き継いでいきたかったのですが、そう簡単なことではありませんでした。何とかここで流れを変えたいと、選手たちには話していました。今の選手たちから新しい時代を作っていきたい。その思いに選手たちが応えてくれたと思います。
その点で他校よりも上回ることができたのではないかと思います」
山形代表として同県他校の分も頑張る!
「コロナ禍の影響で、なかなか練習できない学校もあったと聞いていました。実力を100%出せなかった学校もあったと思います。その中での代表なので、他の学校の分も頑張れるように戦いたいと思います。本戦では一戦必勝の覚悟で臨みます」
キャプテン 式澤光莉(しきさわ ひまり)
「久しぶりのインターハイ出場となります。本戦の舞台で試合ができる喜びをかみしめながら、普段支えてくださっている方々への感謝の気持ちを忘れず、一戦一戦チャレンジ精神で頑張ります」
後列左から、村山歩夢(2) 三浦碧莉(2) 齋藤萌果(2) 齋藤愛華(2) 中條結子(3) 式澤光莉(3)
前列左から、花輪日菜(1) 齋藤美空(1) 小出唯花(1) 青木もも(1)
※(数字は学年)