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2022.01.31

#RESULTS

【全日本】男子シングルス優勝 戸上隼輔「相手に振り回されても、とにかく動いてフォアで打った」

男子シングルスでベテランの松平健太(ファースト)をくだし、初優勝に輝いた戸上隼輔(明治大)が大会を振り返る。

 

 

 

戸上隼輔
「優勝してうれしいというより、ほっとしている。世界での活躍を目指しているので、まだ始まったばかりだと思っている。決勝では1ゲーム目を取らないときびしいと考えていたので、自分らしいプレーをしようと思い、9対9で競った場面で連続でチキータを繰り出して、取ることができた。続く2ゲーム目を逆転で取られて、内心焦っていたが、焦りを相手に見せずに3ゲーム目を取ることができた。2ゲーム目を取られたからこそ気を引き締めつつも、楽しんで3ゲーム目をプレーできた。持ち味を出させてもらえない展開が多く、そこで失点してしまった。我慢するよりも、パワーで戦う方が得点に繋がると考えて、ブロックされても連打する戦い方をしたことが、相手を揺さぶることになったと思っている。相手に振り回されても、とにかく動いてフォアで打った。決勝までいい流れだったが、どこで負けるか分からなかった。気持ちを強く持っていたからこそ立ち向かうことが出来たと思っている。今大会ではフォアハンド前からの展開が苦しいと感じた。また、連続失点から逆転されることがあったので、監督やコーチに相談したい。今大会では、世界選手権大会よりも強気で戦うことが出来、自分のプレーをすることができた」