【全日本】女子シングルス優勝　伊藤美誠「どんな選手相手でも勝てるようになりたい」

早田ひな(日本生命)をくだし、3年ぶり3回目の女子シングルス優勝をはたした伊藤美誠が大会を振り返った。

伊藤美誠
「木原美悠選手(JOCエリートアカデミー/星槎）が棄権したことで準決勝がなかったため、1試合目となったが、入りがよかった。1ゲーム目から自分らしいプレーを意識した。決勝で対戦した早田選手は、ダブルスではペアを組むチームメイトかつ、シングルスではライバル。早田選手はどんな状態からでも勝つことができる選手であり、挽回勝ちや競って勝つことも多い。あらかじめ、何本でも返してくる相手だと思っていたので、返されても落ち着いてプレーできた。決勝戦では1ゲーム目から自分らしいプレーでリードすることができれば、調子よく試合を進められると考えていた。取られたゲームも悪くない内容だったと思う。ロングや逆チキータなど、色々なプレーをお客さんの前ですることができてよかった。
シングルスでもダブルスでも色々な戦型の選手と戦うことが出来て楽しかった。最後に早田選手に勝つことが出来てうれしい。今後は、国内の色々な選手と対戦して、どんな選手相手でも勝てるようになりたい。世界選手権大会を通じて自分らしいプレーを見つめ直して、色々なプレーの実力をつけることができた。これからもしっかり自分らしいプレーを追求していく。全日本選手権大会は、選手のレベルが高く、誰が勝ってもおかしくない大会だった。今の目標は、色々なプレーをして、多くの大会で勝つこと」